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104話 ページ4

『………』

これはどういう事だろうか?

死んだ筈なのに、何故か目覚めたら此処に立っていた


例えるなら、そう


瞬きをした瞬間のような
夜に寝て、朝起きる時の感覚のような



なんて表現すればいいのかな……

「っ!大将!!死神に何もされてねぇよな?!」

『死神?!いやいやいやいや、会うわけないでしょ?!』


「……は?」

いきなり抱きしめてきたかと思えば"死神"というワードが出てくる

は?、じゃないよ。こっちが『は?』だからな??

「燕青良かったわね。記憶消されてる」



お姉ちゃんまで………私だけついていけないんですが………



『ってお姉ちゃん?!?!』
「遅い」

『……感動しすぎて涙出ない』プルプル

「代わりに震えてる」





「A」

『ん?あ、もう聖杯に願いを叶えたの?じゃあこの世界には……』
「悪い」


突然頭を下げる燕青

そして何故か謝られた私


『……??』

「その願いは叶えていない」


『……?じゃあこれから??』


するとふるふると首を振る燕青

「A、貴女に聞くけれど、死んだ筈なのにAが如何してここにいると思う?」


『………!!』

「…………」


『理由、聞いていい?』


どうして……

『どうして私なんかを生き返らせたの?だって、燕青この世界からいなくなるんでしょ?』


「………」


『私の前から……ッ……消えちゃうんでしょッ?』


「………」



『貴方が居ないならっ……わたしは、……ッ……このまま死んだ方がっ……マシなのにッ……!』ポロポロ


「!!」


『燕青が居ない世界で私っ……生きてけないッ!!』ポロポロ




ふわり



「……そんな事……言うなッ……」



抱きしめられた

優しく、私を包み込む


「俺は……マスターに、Aに、生きてて欲しいだけなんだ……ッ……!俺はいいさ。もう死んだも同然の身だから。でも……」


『…………』



「Aには、未来があるだろ?」


『……貴方が居ない未来なんて』
「俺はッ!!」



「Aに生きて欲しいだけなんだ……!!」


『なん……でっ……そこまで…ッッ……』









.









「好きだから」

『っ!!』


「それ以外に理由なんて思い浮かばなかった………好きだからこそ、幸せになって欲しい。だから……ッ」





ごめん





彼は苦しそうに私に想いを伝えた

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華歩 - 駄作品などではありません!えぇ、がんばってください!! (2019年4月10日 22時) (レス) id: cbcf733df5 (このIDを非表示/違反報告)
FGO(プロフ) - 華歩さん» コメントありがとうございます!!!素晴らしい、だなんて言われるなんて思っていなかったので物凄く嬉しいです!!この作品だけでなく、他の作品にも応援して貰って………これからもっと頑張りますね!!駄作品でもありますがどうぞ宜しくてお願いします!! (2019年4月8日 19時) (レス) id: cee4ec6d48 (このIDを非表示/違反報告)
華歩 - この作品は本当にすばらしい作品だと思います!これからもこの作品以外のものでもがんばってください!! (2019年4月8日 8時) (レス) id: cbcf733df5 (このIDを非表示/違反報告)
FGO(プロフ) - 華歩さん» コメントありがとうございます!!本当ですか?!そろそろこの物語も終わる頃なので最後まで見届けてください!!こちらこそありがとうございます!! (2019年4月4日 18時) (レス) id: cee4ec6d48 (このIDを非表示/違反報告)
華歩 - 本気で泣いてしまいましたっ!そして燕青が大好きになりました。本当にありがとうございます!!! (2019年4月4日 11時) (レス) id: cbcf733df5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:FGO | 作成日時:2019年4月1日 20時

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