壱百弐 ページ13
産屋敷「“痣”・・・。
それは戦国時代で無惨をあと一歩まで追い詰めた剣士たちが発現したあれなのかい?」
貴「そうだ。かつての同胞が発現してはや400年。
もしかしたら決着がつけるかもしれぬ。」
産屋敷「痣はどうやったら発現できるのかい?」
貴「申し訳ないがお館殿。
妾は鬼であるが故に人の身ではどうなるかは分かりませぬ。
ただ、少なくとも心拍数と体温は異常なくらいに高くなることは必要。
それしか教えることが出来ない。
済まぬな、お館殿。」
産屋敷「いや、十分だよ。
情報提供をありがとう。」
貴「そろそろ、皆が帰ってくるかもしれぬ。
柱合会議を開いて、痣の発現条件をあの二人から聞いてみた方が良いじゃろう。」
産屋敷「・・・そうだね。
あまね、私の代理として出てくれないかい?」
あまね「・・・分かりました。」
貴「無理をするでないぞ、輝哉。」
産屋敷「・・・。」
貴「これから、緊急柱合会議を開く。
柱は急いで集まれよ。」
縁にその旨を伝え、他の柱の鎹烏にも伝える。
貴「・・・。」
一瞬だけ・・・、一瞬だけ嫌な予感がよぎる。
奴・・・鬼舞辻でなければよいが・・・。
92人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
遊真 - お話がどんな展開になっていくのかがとても気になります!ビニビニさん、これからも頑張ってください! (2019年8月12日 13時) (レス) id: 70b9e10207 (このIDを非表示/違反報告)
蝶華 - これからどうなっていくのかが凄く気になります!これからも頑張ってください! (2019年8月4日 22時) (レス) id: 70b9e10207 (このIDを非表示/違反報告)
Mmaa(プロフ) - 壱百壱のところループしているところがあるのですが、わざとでしょうか?いきなりすみません( ;∀;) (2019年7月25日 23時) (レス) id: b127248525 (このIDを非表示/違反報告)
三千里 - ありがとうございます!!ドット絵で描かせてもらいますね (2019年7月22日 21時) (レス) id: abfef38f49 (このIDを非表示/違反報告)
ビニビニ(プロフ) - 三千里さん» 全然描いてくれて構いません!!描いてくれるだけでもめっちゃ嬉しいので! (2019年7月22日 17時) (レス) id: ae08606dff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ビニビニ | 作成日時:2019年7月19日 16時