鬼札【鬼滅の刃】 弐

捌拾弐 ページ40

no side


玉壺「ヒョヒョヒョ


さて・・・針だらけのAさんは・・・？」


Aは全身に針が刺さっている状態で倒れていた。


玉壺「素晴らしい！私の芸術品の最高傑作だ！


針に刺されていても美しい！」


【血鬼術 水獄鉢】


意識を失っているAは水の中に閉じ込められる。


鬼であるAは死ぬことはないが呼吸ができない状態では生き地獄になる。


時透「！？」


如何やら、霞柱・時透無一郎が駆けつけてきたようだ。刀鍛冶を引き留めながら。


玉壺も気づいたようで・・・


玉壺「ヒョヒョッ よくぞ気づいたなあ。


・・・さては貴様柱ではないか。」


無一郎は刀を構え、攻撃態勢に入る。


玉壺「ヒョヒョッ 初めまして、私は玉壺と申す者。


殺す前に少々よろしいか？」


玉壺も攻撃態勢に入るのかと思いきや、突然話しかけてくる。


玉壺「今宵三方のお客様には、是非とも私の作品を見ていただきたい！」


時透「作品？何を言っているのかな？」


無一郎は無関心な表情を浮かべ、警戒を怠らない。


玉壺「ではまずこちら！」


玉壺はお構いなしに“二つ”の壺から何かを出現させる。


そこからは・・・

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