鬼札【鬼滅の刃】 弐

捌拾陸 ページ44

時透「別に舐めているわけじゃないよ。事実を言っているだけで。


・・・どうせ君は僕に頸を斬られて死ぬんだし、だって何だか凄く俺の調子がいいんだ今。


＿＿どうしてだろう？」


玉壺「その口の利き方が舐めていると言ってんだ、糞餓鬼め。


たかだか十年やそこらしか生きていない分際で。」


・・・なぜこの口論に？


何度も上弦の鬼とは戦ってはいたがこんな煽りをする柱はあまりいない。


色々と面倒だからだ。


それが出来る無一郎が少し羨ましい。(妾も結構やっているが)←


時透「君には尊敬できる所が一つも無いし、見た目も喋り方もとにかく気色悪い。」


・・・うん、分かるよ。というか、玉壺を見たやつは全員言うと思う。


玉壺「お前にはこの美しさが理解できない。便所虫に字が読めないのと同じ。」


時透「君の方が便所に住んでいそうだけど。」


玉壺「黙れ便所虫。


お前のような手足の短いちんちくりんの刃、私の頸には届かない。」


時透「いや、さっき思いきり届いていたでしょ。


そもそも君の方が手足短いし。


＿＿＿＿ああ、もしかして自分に対して言っている独り言だった？


邪魔してごめんね。」


・・・暫くは無一郎vs玉壺の口論バトルを観戦することにした。(木の上で)

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