漆拾弐 ページ29
no side
宇髄「Aさん。話したいことがあるんだ。・・・いいですか?」
Aが元に戻ったと聞いて宇髄は天屋敷に向かい声を掛けた。
貴「どうした、天元?いやにかしこまっておるの。」
いつもの格好を少し着崩しており、包帯を巻いている姿のAが出てくる。
宇髄はその姿に少し悲しく見て屋敷に入った。
宇髄「・・・俺は柱をやめようと思っているんです。」
貴「・・・。」
宇髄「前回の戦いで負傷したのもありますが、何よりAさんを危険な目に遭わせてしまった。
俺の力不足です。柱の資格がない。」
貴「・・・誰が柱の資格がないと言ったのだ?」
宇髄「・・・俺が決めました。」
バチン!
宇髄は咄嗟のことに反応できなかった。
Aが平手打ちしたことに___。
貴「資格なんぞ、決められるものでない!
自分で決めるなど笑止千万!限界がないと同じように資格も限度がない!
お主の力不足じゃと?
力不足じゃ無い者なんぞいないわ!
それに・・・。」
宇髄「・・・。」
貴「フフッ 自分の不甲斐無さに笑えるの・・・。」
Aは自嘲気味に笑うと宇髄の肩に手を置いた。
貴「それがお主の決めた道なのじゃな?後悔するでないぞ?」
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ビニビニ(プロフ) - ロックを解除しました。引き続き作品をお楽しみください! (2019年7月20日 0時) (レス) id: 4b27694ccb (このIDを非表示/違反報告)
ビニビニ(プロフ) - すみません!製作中なのでしばらくお待ちください。 (2019年7月19日 23時) (レス) id: 4b27694ccb (このIDを非表示/違反報告)
Mmaa(プロフ) - 話にロックがかかっていて読めない状態になってます(T ^ T) (2019年7月19日 20時) (レス) id: b127248525 (このIDを非表示/違反報告)
蝶華 - 続編にロックがかかっているのですがどうしたら読めますか? (2019年7月19日 18時) (レス) id: 70b9e10207 (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん(プロフ) - 続編にロックがかかっているのでパスワードを教えてください。 (2019年7月19日 18時) (レス) id: 236b789334 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ビニビニ | 作成日時:2019年6月2日 15時