陸 ページ8
貴「へぇ〜。これはこれは・・・。鬼になってもなお家族を認識するとは・・・。
冨岡君、どうするんだい?」
冨岡「・・・斬らないのですか?」
貴「まぁまぁ、案外妾達の常識を覆すかもしれぬ。___鬼の子よ、すまぬな。」
首に手刀をし、鬼の子を気絶させる。
その間に竹製の口枷を付けて寝かせた。
冨岡「なぜあなたはその娘を斬らなかったのですか?」
貴「・・・。“惡鬼滅殺”と刀に刻んであるだろう?この鬼の子は惡鬼ではないと思うてな。
まっ、ほかの奴ら共は反対するじゃろうがな。」
冨岡「どうしますか?この少年はああ言っていましたが・・・。」
貴「鱗滝君の元に送ろう!」
冨岡「え・・・、師匠ですか?」
貴「他の者でも良いが彼は渋々でも受け入れると思うからのう。」
冨岡「俺が手紙を書いておきます。」
彼は懐から筆と紙を出し手紙を書く。
丁度書き終わったときに、彼の鎹烏が声を出した。
鎹烏「カァァ!義勇!南ノ町ヘ向カエェェェェ!!」
冨岡「・・・Aさん、これをお願いしていいですか?」
貴「良いぞ。さぁ、向かい給え。」
冨岡「では、後で・・・。」
妾は手紙を読み少しだけ付け足す。
貴「(左近次・・・頼んだぞえ。)」
自分の鎹烏に手紙を付け、飛ばす。
そして妾は少年たちの目覚めを待った。
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余談
貴「このまま待つのはつまらぬのぉ。・・・金平糖でお手玉をしよう!」←
____どこかねじが外れている思考を持つ夢主であった。
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金米糖 - 愈史郎君の字間違ってません?気のせいだったらすみません。 (2020年2月23日 18時) (レス) id: e31feca5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ビニビニ(プロフ) - あいうえおさん» ご指摘ありがとうございます。以後気を付けます。 (2019年7月11日 20時) (レス) id: 4b27694ccb (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - 「珠代」ではなく「珠世」ですよ。 (2019年7月11日 16時) (レス) id: d4ea0d195c (このIDを非表示/違反報告)
ビニビニ(プロフ) - レミさん» 今の段階では柱の誰かをオチにしようと考えています。参考にさせていただきます! (2019年5月18日 15時) (レス) id: 4b27694ccb (このIDを非表示/違反報告)
レミ(プロフ) - オチを富岡さんでお願いしてもいいですか? (2019年5月18日 14時) (レス) id: 48aeedf44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ビニビニ | 作成日時:2019年5月6日 19時