上弦の弐は僕の兄ですが何か？参【鬼滅の刃】

玖拾漆話 ページ4

貴「それはそれは、災難だったねぇ・・・。」


善い・・・ｺﾞﾎﾝ 善子が今までの経緯を話してくれた。


我妻「もう、なんなのっ！？あの風のオッサン！


急に入ってきたなり『アイツは何処だっ！？』って言うし・・・。


アイツって誰だよぉぉぉお！


それにこんな変な化粧姿を見られたしぃぃぃ！


もうおr貴「シッ ここでは“私”か“あたい”って一人称に変えな。」ｱｯﾊｲ」


ただでさえ警戒されているのにどうするんだよ・・・。


蕨姫花魁にきっと怪しまれている。


善子がなかなか泣き止んでくれない(ほとんど宇髄殿への愚痴)ので・・・


貴「私が化粧を直してあげるから機嫌を直してちょうだい。


ハァァ・・・。宇髄殿も宇髄殿だよ・・・。」


一回化粧を全て落として白粉を少しのせる。


金髪なので薄い化粧をする。男に化粧って珍しい体験をしたもんだ・・・。


貴「まぁ・・・これでいいかな？」


鏡を持たせると


我妻「えぇぇぇ！？あたい超美人じゃん！！ありがとうございますぅぅ！！」


貴「善子ちゃん。ここでは私のことは“鬼灯”と呼びなさい。


本名を言ったらばれるからね。」


他の子を呼んで私は夜の仕事の準備をし始めた。

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