上弦の弐は僕の兄ですが何か？弐【鬼滅の刃】

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不死川玄弥side


貴「家族を殺した鬼を殺したけどそれは母だったと。


その後、稀血であるがゆえに多くの鬼に襲われかけた。


そして仲間も多く失った。


＿＿＿玄弥君。確かに鬼喰いもあるかもしれない。


不死川殿は・・・君に殺された家族の分まで


・・・そして幸せな生き方ができない彼自身の分まで


普通に幸せに生きてほしかったんじゃないかな？」


そんな・・・。だからあんな態度で・・・？


貴「彼と和解した後はよく家族の話を・・・特に君の話をしてくれた。


だから、君のことが嫌いになった訳ではない。


兄弟が嫌いになるなんてあんまり聞いたことないし。


心配しなくていいよ。」


玄弥「俺は・・・兄ちゃんが幸せになってほしいと思っているんです。


兄ちゃんは誰よりも優しくて、それが素直に出れない人なんです。


兄ちゃんは誰よりも苦しい思いをしてきたから、その代わりに幸せになってほしい。


だから、俺ではできないと思いますが・・・兄ちゃんをよろしくお願いします。」


貴「・・・兄弟って似るもんだね。分かったよ。


悩みがあるなら僕に相談しなさい。


これでも人だったころは人の悩みを解決していたからね。」


だから、聞き上手なんだなぁ・・・。


少しだけ兄ちゃんに近づけた気がした。


不死川玄弥side end

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