玖拾参話 ページ50
不死川実弥side
「・・・まぁ、そんな感じであいつから聞いて突き止めたってわけだ。」
目の前のAは容姿はいつもとは違っているが雰囲気は同じだ。
今思えば俺はAに関すると目を離せなかった。
年齢は俺よりもずっと上なはずなのに、性格はガキみたいなところがある。
いつも迷惑をかけるわ、悪戯はするわで大変なものだ。
言い聞かせるのにどれくらい時間がかかることやら(←いつ僕のお母さんになったんだ)
そのくせいつも儚げな笑みを見せるから、本当に消えるかと何度も思った。
今回もそうだ。Aの鎹鴉に聞かなかったら鬼舞辻に連れてかれたかと肝を冷やした。
Aのことが好きだと自覚したのに時間はかからなかった。
だが、告白するのはまだ先かもしれない。
お互い明日の命の保証はない。
だから、いつか鬼がいなくなった世界でお前に告白しようと思う。
不死川実弥side end
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神崎 - いつ頃投稿できそうですか?早く続きが見てみたいです! (2020年4月10日 17時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
ビニビニ(プロフ) - 柴ロットさん» リクエストありがとうございました!! (2020年3月9日 22時) (レス) id: 4b27694ccb (このIDを非表示/違反報告)
柴ロット - 面白かったです!ありがとうございました。 (2020年3月6日 16時) (レス) id: cebaefee85 (このIDを非表示/違反報告)
柴ロット - ちょっと誤字しました。軽く受け流してください(^^;; (2020年3月5日 9時) (レス) id: cebaefee85 (このIDを非表示/違反報告)
柴ロット - そうですね〜面白かったらなんでも良いと思います!不死川兄弟の関係がピリピリしている時に仲裁役みたいな無やってくれたら良いな〜。 (2020年3月5日 9時) (レス) id: cebaefee85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ビニビニ | 作成日時:2020年2月23日 0時