捌拾捌話 ページ45
宇髄天元side
ネズミ「チュウ!!」
こいつは確かAにあてたネズミだったはずだ。
まだ藤の屋敷に滞在していたため、何かしらの情報が得られるかも・・・。
そう思って手紙を見たら
「こりゃ派手に何を書いているかわからねぇな・・・。」
達筆すぎて読めねぇ・・・。しかも和歌なんざ分からねぇ・・・。
女将「どうかしましたか・・・?」
「この歌が読められねぇんだけど分かるか?」
女将「え・・・と、
“さわらびのもえ出づるやなぎもと霞立てどもあざやかなり”
と書いていますね。この書き手さんは随分美しい字を書くのですね・・・。」
ほんと、素養は身についているとは思ったがこんなに達筆だとは思わなかったぞ・・・。
ヘラヘラしているだけだと思っていたわ・・・。←
宇髄「まぁ、素養がある奴だからな。
・・・何が言いたいんだ?」
女将「そうですね・・・
“柳の下に生えている早蕨は霞でぼんやりしていても鮮やかに生えているものです”と言いたいんじゃないでしょうか?でも、どうしてでしょうね?」
宇髄「(早蕨・・・。蕨の名がある奴に注意しろって言いたいのかね?
だが、源氏名で蕨が付く奴は少なくはなさそうだな・・・。)」
この数分後に起こることを知らずに俺は奴らがいる部屋に向かった。
宇髄天元side end
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神崎 - いつ頃投稿できそうですか?早く続きが見てみたいです! (2020年4月10日 17時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
ビニビニ(プロフ) - 柴ロットさん» リクエストありがとうございました!! (2020年3月9日 22時) (レス) id: 4b27694ccb (このIDを非表示/違反報告)
柴ロット - 面白かったです!ありがとうございました。 (2020年3月6日 16時) (レス) id: cebaefee85 (このIDを非表示/違反報告)
柴ロット - ちょっと誤字しました。軽く受け流してください(^^;; (2020年3月5日 9時) (レス) id: cebaefee85 (このIDを非表示/違反報告)
柴ロット - そうですね〜面白かったらなんでも良いと思います!不死川兄弟の関係がピリピリしている時に仲裁役みたいな無やってくれたら良いな〜。 (2020年3月5日 9時) (レス) id: cebaefee85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ビニビニ | 作成日時:2020年2月23日 0時