漆拾捌話 ページ35
僕が蝶屋敷から出ようとしたとき、ドンッと誰かにぶつかった。
貴「おおっと・・・。」
宇髄「あ、すまねぇな。」
よりによって宇髄殿が・・・?元忍だから気配の察知には敏感なはずなのに・・・。
貴「どうしたんだ、宇髄殿?心なしか顔色が悪そうにも見えるが・・・」
宇髄「あ、いやぁ・・・。何でもないぜ?」
貴「・・・嫁さんたちに何かあったの?」
あの宇髄殿が顔色を悪くするほど心配している対象なんて嫁さんぐらいだ。
なんたって自分の命より優先順位が高い存在だからね。
宇髄「・・・少し相談に乗ってくれねぇか?」
僕を人通りが少ない裏口に連れ込み、ポツリと話し始める。
−−−−−−−−−−
貴「ふむ・・・。なるほどね。」
要約すると、嫁さんたちは遊郭吉原に潜入して鬼のありかを捜索していたが
全員行方不明になったという。
貴「・・・元とはいえ忍である彼女達を見抜くのは“普通”の鬼でも難しい。
それに捜査されにくい遊郭に住み着くなんて経験がある鬼の確立が高いな・・・。」
宇髄「だから、頼む!!遊郭に潜入してくれないか?」
貴「・・・はぁ、断りずらい依頼だな。
着物とかの小道具はある?僕は女物の着物をあんまり持っていなくてね。」
その後、藤の花の屋敷に連れてかれました。
これ、誘拐じゃね?←
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神崎 - いつ頃投稿できそうですか?早く続きが見てみたいです! (2020年4月10日 17時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
ビニビニ(プロフ) - 柴ロットさん» リクエストありがとうございました!! (2020年3月9日 22時) (レス) id: 4b27694ccb (このIDを非表示/違反報告)
柴ロット - 面白かったです!ありがとうございました。 (2020年3月6日 16時) (レス) id: cebaefee85 (このIDを非表示/違反報告)
柴ロット - ちょっと誤字しました。軽く受け流してください(^^;; (2020年3月5日 9時) (レス) id: cebaefee85 (このIDを非表示/違反報告)
柴ロット - そうですね〜面白かったらなんでも良いと思います!不死川兄弟の関係がピリピリしている時に仲裁役みたいな無やってくれたら良いな〜。 (2020年3月5日 9時) (レス) id: cebaefee85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ビニビニ | 作成日時:2020年2月23日 0時