漆拾弐話 ページ29
引き続きno side
猗窩座「何を企んでいる、童磨?」
全身の血を止血した猗窩座が嫌々ながら童磨に聞く。
童磨「あれ?猗窩座殿から話しかけるなんてね・・・。
気になっているのかい、俺の計画。」
猗窩座「遮那を・・・Aを
童磨「・・・それでどうしたんだい?傷つけて何が悪いんだ?」
童磨の心無い言葉に猗窩座は憤りを感じ、童磨の頸を吹き飛ばすほどの強さで殴る。
猗窩座「・・・っ自分の妹を傷つけるなんてそれでも兄か!?」
鬼であれど、心を完全に失っているわけではない。
猗窩座はそういう鬼なのだ。
童磨「Aは俺の妹じゃない。
俺はAのことを一度も妹としてみたことはない。」
一瞬で再生した童磨の顔はこれでもかというほど真面目な顔で淡々と述べる。
猗窩座「・・・!?」
童磨「Aは俺の初恋なんだ。」
猗窩座「兄妹同士で恋愛なんて成立する訳が・・・。」
童磨「あるんだよ。だって彼女がいるから世界が色づいたんだ。」
そういう童磨の目は幼子のようにキラキラと輝いていた。
童磨「それに彼女は世間知らずだから善悪が分かっていないんだよ。
俺が助けなくっちゃ!」
猗窩座「・・・。」
no side end
−−−−−−−−−−
大正こそこそ噂話
猗窩座はAのことを妹のように思っていました。
Aの幸せを祈っている優しい鬼です。(A限定)←
332人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
神崎 - いつ頃投稿できそうですか?早く続きが見てみたいです! (2020年4月10日 17時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
ビニビニ(プロフ) - 柴ロットさん» リクエストありがとうございました!! (2020年3月9日 22時) (レス) id: 4b27694ccb (このIDを非表示/違反報告)
柴ロット - 面白かったです!ありがとうございました。 (2020年3月6日 16時) (レス) id: cebaefee85 (このIDを非表示/違反報告)
柴ロット - ちょっと誤字しました。軽く受け流してください(^^;; (2020年3月5日 9時) (レス) id: cebaefee85 (このIDを非表示/違反報告)
柴ロット - そうですね〜面白かったらなんでも良いと思います!不死川兄弟の関係がピリピリしている時に仲裁役みたいな無やってくれたら良いな〜。 (2020年3月5日 9時) (レス) id: cebaefee85 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ビニビニ | 作成日時:2020年2月23日 0時