漆拾話 ページ27
貴「無意識に彼は手を耳に当てているからね。」
竈門「(凄い・・・。初対面ではないとはいえ仕草で分かったなんて・・・。)」
貴「・・・話がそれてしまったな。
条件とは、その珠世とやらの鬼に面会をしたい。
鬼殺隊としてではなく、一人の協力者という立場で会いたい。
もし会えないのであれば、血の危険度から協力することはできない。
・・・そう伝えてくれ。」
竈門「分かりました。・・・でも、どうして協力してくれるんですか?」
彼の澄んだ目は僕の心の内を見透かすように見てくる。
なんだか、断りづらい雰囲気だ・・・。
貴「僕には、君と君の妹を守る義務がある。
しかし、その義務は時には守れない時がある。
今の鬼舞辻無惨の狙いは君の命と僕だ。
もし君がいなくなったら禰豆子はどうなる?
悪鬼となり他の人に害を加えてしまったなら、斬らなければならなくなる。
僕としてはそれを避けたい。
その為に鬼から人に戻した方が彼女にも君にも良い。
___そう思っただけだ。」
すると、竈門少年はパァァと顔を輝かせて
竈門「ありがとうございます!!」
とても清々しい感謝の意を述べた。
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神崎 - いつ頃投稿できそうですか?早く続きが見てみたいです! (2020年4月10日 17時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
ビニビニ(プロフ) - 柴ロットさん» リクエストありがとうございました!! (2020年3月9日 22時) (レス) id: 4b27694ccb (このIDを非表示/違反報告)
柴ロット - 面白かったです!ありがとうございました。 (2020年3月6日 16時) (レス) id: cebaefee85 (このIDを非表示/違反報告)
柴ロット - ちょっと誤字しました。軽く受け流してください(^^;; (2020年3月5日 9時) (レス) id: cebaefee85 (このIDを非表示/違反報告)
柴ロット - そうですね〜面白かったらなんでも良いと思います!不死川兄弟の関係がピリピリしている時に仲裁役みたいな無やってくれたら良いな〜。 (2020年3月5日 9時) (レス) id: cebaefee85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ビニビニ | 作成日時:2020年2月23日 0時