“無敵のマイキー”に成り代わりました。6【東京卍リベンジャーズ】

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貴「・・・そんなわけないのに。


ってことは、私が興味対象である存在は全て壊すつもりかしら？」


そしたら私、壊れるかも・・・。


真一郎「それは本当なのか？」


シンイチローに包まれ、安心感を感じる。


もし、シンイチローがいなくなったらどうしよう・・・。


イザナ兄のことだ。手を汚すことは造作もないかもしれない。


貴「シンイチロー、イヌピー。私から離れないで・・・。


一人は・・・怖いよ・・・。」


記憶がなくなった日から孤独を何よりも恐れた。


自分の才能と頭脳は仕方ないと思っている。


でも、支えてくれる人が離れていったら私は・・・


どうしようもない喪失感と絶望を感じ、涙が流れる。


真一郎「・・・嗚呼、俺は離れないよ。」


イヌピー「離れるわけがねぇよ。マイキーだったらともかく、Aだ。


見捨てるような真似はもうしねぇよ。」


頭を二人から撫でられ、安心感でまた涙を流した。

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