“無敵のマイキー”に成り代わりました。4【東京卍リベンジャーズ】

ケンチンの安否 ページ36

病院に着くと、既にたかちゃん、ぺーやん、たけみっち達が着いていた。


先程スマイリーの治療に付き合っていたので少し遅れてしまったのだ。


タケミっち「病院に着く前にもう脈が・・・。」


三ツ谷「・・・くそっ！」


こちらの足音に気づいたのかタケミっち、たかちゃん、ぺーやんがこちらを見る。


タケミっち「マイキー君。・・・ドラケン君が！」


三ツ谷「マイキー・・・。」


ぺーやん「マイキー君、俺・・・！」


貴「・・・うるせぇよ。病院なんだから静かにしろ。」


ここで慌ててはならない。私が慌ててどうする？


それに弱音を吐きたいのは私だってそう。


手術室の赤いランプが灯っているのを見て、不安が押し寄せる。


エマ「・・・A姉。」


貴「安心しろ、エマ。


・・・ケンチンはさ、昔から言ったことは絶っ対ぇに守る奴なんだ。


こんなとこでくたばんねぇよ。そんな不義絶対にしねぇ・・・。


アイツ、オレと天下取るって約束したからな！


だから・・・エマ、三ツ谷、ぺーやん、タケミっち・・・それと他の皆も。


＿＿＿＿＿ケンチンを信じろよ。」


私は皆の不安をかき消すようにして笑う。


貴「・・・大丈夫だ。」


皆の為にも・・・自分の為にも。

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