上弦の弐は僕の兄ですが何か？【鬼滅の刃】

拾話 ページ12

伊黒「不死川、日なたでは駄目だ。日陰に行かなければ鬼は出て来ない。」


不死川「・・・お館様、失礼仕る。」


竈門「禰豆子ォォ！！」


炭治郎君が飛び出そうになったとき、彼の肩に手を置く。


竈門「(身動きできない！？)」


貴「少年。君は自分の妹を信じられないのかい？」


竈門「！？」


貴「先ほどの私の失言で申し訳ない。だが、君の妹のことだ。


・・・彼の血に耐えられるはずだ。


そうでなかったのなら彼女はそれだけの耐性しか無かったということになるだけだ。」


竈門「・・・。」


不死川「出て来い鬼ィ！お前の大好きな人間の血だァ！！」


箱の蓋が壊され中に入っていた鬼の子が元の大きさになって出てくる。


禰豆子「フゥ・・・フウ・・・。」


貴「(・・・ッまずい。血の匂いでくらくらする！)」


竈門「禰豆子！！」


禰豆子「！！・・・プイ」


貴「ありゃ、不死川殿。フラれちゃったねぇ〜。」


胡蝶「Aさん・・・。それだけは絶対に無いです。


ところで先ほどは大丈夫でしたか？顔を青くしましたけど。」


貴「大丈夫だよ、胡蝶殿！」


胡蝶「えぇー。大丈夫じゃなかったらど・・・薬を差し上げましたのに。」


貴「ねぇ、今毒って言いかけたよね！ひどくない！？」

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