引力使い【文スト】

七話です。 ページ8

翌日、喫茶店『うずまき』で恒例の「先輩の前職当て」が行われていた。



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太宰「佑子ちゃん、私たちの前職は気にならないのかい？」



貴「前職・・・ですか？」



自己紹介(省略します)をした後、太宰が突然この話をしたのだ。



貴「気にはしますね。＿＿＿＿それがどうしたんですか？」



国木田「お前も探偵社員になったんだから、練習もかねて当ててみろ。」



貴「＿＿＿＿そうですね。・・・谷崎さんたちは学生ですか？」



谷崎潤「当たり〜。なんで分かったの？」



貴「ナオミさんが学生服を着ているのと、潤一郎さんも年がそこまで離れていないだろうと思って・・・。」



谷崎ナ「すごいですわ〜、佑子さん。」



太宰「国木田君はどう思う？」



貴「うーん、・・・先生ですか？数学とか理系の。」



太宰「・・・すごいね！先生っていうのもあるけど理系は？」



貴「＿＿＿＿いろいろと細かそうだなと。その手帳にびっしり文字が書かれているし時間に厳しいので。」



国木田「あの時は思い出したくもない。」



＿＿＿＿後、黒板をバンッと叩いているのをイメージしたからとは言えない。



太宰「＿＿＿＿じゃあ、私は？」



貴「！？」

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