こんな私でも好きになってくれますか？ (ページ17)

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In図書室

「マルシア、おはよ^^」

「A！遅いよー！」

私たちはどちらかが当番のときは図書室でお昼ご飯を食べるようにしている。

そして今日は私が当番の日。

「私いつも通り来たよ！マルシアいつももっと遅いのにどうしたのw 」

「転・入・生！Aのクラスでしょ？しかも隣の席って聞いたよ？！どんな人なの？？」

あー、ミンソクくんが気になってたのか(^^;

さすが情報通w

てか、私が隣の席だなんていうそんなどうでもいい情報まで出回っているのね…

それから私がマルシアの質問攻めに遭ったのは言うまでもない。

でも何となく、マルシアにとはいえ彼のことをベラベラ喋りたくなかった。

まぁ、勝手に言いふらされるのってやっぱり嫌だろうしね？

…でも少しだけ、今はまだ私だけが知っていたいっていう気持ちもある。

どうして私、今日会ったばかりの人にこんなこと思ってるんだろう。

免疫なさすぎるからなのかな。

うん、きっとそう。

少しモヤモヤし始めた心には気づかないフリして私は教室に帰った。