こんな私でも好きになってくれますか？ (ページ16)

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それからもいろんな話をして、ミンソクくんが昔日本で暮らしてたことや、中学から部活でサッカーをやっていたことを知った。

あと、韓国で流行ってるギャグみたいなヤツとかも教えてくれたw

早く日本語が上手くなりたいからたくさん友だちと日本語で話したいんだって。

本当は「私も韓国語教えてね」って言いたかったけど、それは恥ずかしくて言えなかった。

こんなのお姉ちゃんとかマルシアに言ったらバカにされるな、絶対。

あ、実は私には５歳上に大学生のお姉ちゃんがいて、今はお姉ちゃん一人暮らしだから一緒に暮らしてないけど、妹の私をよく気にかけて連絡くれたりする。

お姉ちゃんは私と違って明るくて誰とでも仲良くするから、こんなことで恥ずかしがってウジウジしてるの見たらからかってくると思う。

それで、マルシアっていうのは図書委員会でできた他クラスの友だち。

この学校で親しい仲と呼べるのはマルシアだけかな。

名前で分かる通り、彼女は日本と欧米のハーフ。

国は忘れちゃったけど←

マルシアは美人で性格も良くて人気だから、どうして私と仲良くしてくれるかはよく分からない。

私がクラスで仲のいい友だちがいないと知ると、毎日一緒にお昼ご飯を食べてくれるようになった。

今日もお昼ご飯はいつも通りマルシアと二人。

午前の授業が終わるとミンソク君はクラスの男子に誘われてどこかに食べに行った。