ポートマフィアの名探偵！【文スト】

騒がしい１ ページ3

｢おい！手前！！｣

会議室に俺､中原中也の怒鳴り声が響いた。

｢うっさい！何さ！！｣

そう言いながら乱暴に椅子に座る心暖。

｢何さだァ！？会議に遅れてきた奴は誰だよ！｣

｢え､それ誰？｣

｢手前だよ！！｣

｢まぁ､良いでは無いか中也や。｣

と止めに入る姐さん。

姐さんが云うなら従うしか無ぇじゃねぇか。

｢...次から気を付けろよ｣

｢はーい。｣

全然反省する素振りを見せ無ぇし。

此奴は此処へ来た時からそうだった。

タメ口で余計な発言をして失礼な態度をとる。

然しそんな心暖を何故か首領も姐さんも

許していた。...何故だ？

｢中也〜会議進めて｣

呑気にそんな事を言う心暖。

｢五月蝿ぇよ馬鹿｣

｢黙れ悪趣味｣

｢だァー！手前今なんて言いやがった！？｣

｢悪趣味って言った！！｣

｢二人共喧しい！！｣

机を手で叩き姐さんが怒鳴る。

｢すいません...｣

｢...ごめん｣

否､姐さんには謝るのかよ。

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