like a Flower (ページ9)

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駅に着いて最寄り駅を聞かれたから

駅の名前を伝えると、え！同じなんだけど！って

少し大きすぎるくらいの声でリアクションをとる慎太郎先輩

初めて話した時から思ってるけど、

なんか色々大きいの、慎太郎先輩って。笑

慎「なんで今まで会わなかったかな〜」

『不思議ですね』

慎「うん、不思議。もしかして家も近かったり？」

『…もしかすると、近いかもですね』

慎「え〜、電車降りるの楽しみなんだけど！笑」

…まだ乗ってもないのに。笑

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電車を降りてから、家まで送る！って言ってくれた慎太郎先輩のお言葉に甘えて、家まで送って貰うことに

慎「ねえ、俺んちと方向一緒なんだけど。笑｣

『え、ほんとですか？…あ、ここです！わたしの家。』

家の前に着いて、慎太郎先輩に言うと最寄り駅を教えた時よりもびっくりしてる

慎「え、まってAちゃん、俺んちあれ、見える？｣

慎太郎先輩はわたしの家の向かいにある公園を挟んで向こう側にある一軒家を指した。

…ほんとに近かったんだ。

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別れ際にLINEを交換して、わたしが家に入るまで見届けてくれた慎太郎先輩。

少しは仲良くなれた気がするし、

これを機に、京本先輩のことも聞いてみようかな、

ってちょっとだけ思った

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