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＜佐久間side＞
中学3年生になったある日俺は朝から熱を出した
一日中寝込んで熱が下がり始めたのは夕方ごろだった
体を起こして体温計で熱を測るとそこには 36.3 の表示、明日は学校に行けるなぁと思いながら明日提出の課題を学校に置きっぱなしだったことに気がついた
時計を見ると5時30分………今から行けばまだ間に合うか……と重たい腰を持ち上げて制服に着替えて家を出た
部活終わりの同じ制服の生徒を横目に靴を履き替え教室に入る。課題を取り出してリュックに入れる
靴を履き替え帰ろうと玄関を出た時だった
ﾄﾞﾝｯ！！という音と数人の怒鳴り声が聞こええきた
いつもならスルーしてるのになぜか無性に気になって音のする方に歩いて行った
少しずつ人の声が聞こえてくる………………
校舎裏について壁からそっと覗き込むとそこには俺がいつもつるんでるクラスのやつに囲まれて殴られたている親友がいた
「おらっ！！」ﾄﾞｶｯ
「お前、佐久間と仲良かったからってあんま調子乗んなよwwwwww」ﾄﾞｶｯ
「そもそも佐久間はお前のことずっと陰キャの眼鏡オタクとしか思ってねぇからwwwwwwwww勘違いすんなよwwwキモすぎwwww」
親友「ごっ…ごめん笑笑」
「は？何笑ってんの？キモっ……」 ﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯﾄﾞｶｯ
親友「………ｯ」
震えが止まんなかった
急いでその場から逃げ出した
えっ……なんで………
考えれば考えるほど怖くて頭の中がショートして何も考えられなくなって家に帰るとすぐベットに入って寝てしまった
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作者名：imparare114 | 作成日時：2024年2月24日 17時
