夜這い ページ5
･A
眠たくて朦朧として、普段インターホンなんか鳴らない夜中の来訪者に鍵を開けてしまった。
1階のモニターに映るのはテヒョンさん。
ジミンさんと電話して、テヒョンさんが家に来て、今夜は忙しい。
どうしても入れて欲しいって言われたから仕方なく鍵を開けるとすごいスピードで部屋の前まで来て、流れるようままに寝室に押し込まれた。
｢やめてください……！僕、いまジミンさんと……｣
TH｢うん知ってる。ジミナ言ってたし。｣
じゃあなんで来たんだ。
TH｢マネージャーが来てすぐ帰ったとでも言ってよ。俺今日ここに泊まる。｣
｢えぇ……｣
まさか明日の午前は何も予定がないことを嗅ぎつけたんじゃないか。
｢ここでじっとしててくださいね。｣
TH｢ジミナにバレたくないの？｣
｢え……｣
そういえば、どうして隠そうとしてるんだろう。
TH｢わかった。悔しいけどジミナが彼氏、俺が間男ね。｣
｢？｣
何をわかったんだろう。
ジミンさんが彼氏？
TH｢そういう設定だってば、わかんないかな。｣
｢わかんないですよ……｣
テヒョンさんがなにって言ってたっけ。
ぐいぐいと背中を押されてリビングに向かわされる。
｢……だから、まっててくださいってば、｣
TH｢はぁ、それ自覚してんのかな……｣
｢……？？｣
TH｢カメラに映らないようにするから。｣
そう言ってリビングに入って立ててあるスマホの後ろ側に立ったテヒョンさん。
ソワソワしながらジミンさんに言い訳をしているとテヒョンさんの手が伸びてきた。
プツリ、と音声が途切れる。
画面を見ずにミュートにしたり解除したり遊びはじめた。
｢ちょっと、｣
TH｢んふふ、画面も消してみた。｣
｢テヒョンさん……！｣
スマホを奪い取ろうと手を伸ばしたその時。
｢わっ、｣
TH｢捕まえた。｣
｢な、に……。……！｣
お腹に手を回されて、ほぼ運ばれている状態。
向かう先は……寝室。
カーテンがしまって薄暗い室内。
TH｢はい、どーぞ。｣
｢……。｣
ベッドに下ろされて、スマホを持たされた。
寝転んだままミュートを解除し、画面を繋いだ。
……僕は少しだけこの先の予感がする。
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ロック - 続きが気になる。。。おもしろすぎる。。。これからどうなるのか。。。ホソギヒョンとの絡み待ってます！あっち系で💦😙 (2022年3月23日 0時) (
レス) @page24 id: 830fe7b032 (このIDを非表示/違反報告)
ちりつも(プロフ) - 酢?さん» ナムさんにしてみました！リクエストありがとうございます！ (2021年10月16日 0時) (レス) id: 4daf97e122 (このIDを非表示/違反報告)
nono(プロフ) - わぁー！リクエストに答えて頂きありがとうございます😭用意周到なテテに最後は甘い2人が見事に癖に刺さりました😇これからも更新応援していますね。 (2021年10月11日 0時) (レス) id: 35163f129d (このIDを非表示/違反報告)
ちりつも(プロフ) - nonoさん» ありがとうございます！request1でお話を書いてみました！ (2021年10月10日 15時) (レス) id: 4daf97e122 (このIDを非表示/違反報告)
ちりつも(プロフ) - mikittyさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2021年10月10日 15時) (レス) id: 4daf97e122 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちりつも | 作成日時：2021年10月5日 17時
