新しい扉 ページ20
･JK
JK｢……は？｣
目の前で淡々と嘘みたいなこと話すジンヒョン。
JN｢やー、怖いな、やめてよその目。……皆も、さっさとスタジオ行くよ。｣
ジンヒョンは困った顔をしながら鞄に荷物を入れて立ち上がった。
YG｢なにかしたんですか。｣
ユンギヒョンが詰め寄る。
ナムヒョンがすぐに止めたけど。
Aがしばらく会いたくないと言った。
ジンヒョンだけじゃない、俺たちに、だ。
意味わかんない。
最後に会ったの、いつだっけ。
最近全然会えてなかったから今週会おうと思ってたのに。
JN｢あの子には時間が必要みたいだ。｣
考えること全部が大人なジンヒョンは、まるでAの全てを理解したようにそう言う。
だけど俺には理解できない。
俺たちの関係に考える時間とか、そんなの要るの？
理由もなくただ好きで会いたいだけじゃ駄目なの？
NM｢期間は……｣
JN｢ドラマが終わるまで。｣
TH｢電話もしちゃダメ？｣
JN｢それはどうだろう。会わない、って言っただけだから……｣
ドラマが終わるまで。
仕事に集中したいの……？
JN｢……さあ、行くよ。｣
ジンヒョンの後に続いてついていく。
ぼーっとAの顔が頭に浮かんだ。
今、元気かな。
カトクしてもいいかな。
TH｢……｣
チラリと隣で歩きながらスマホをいじってるテヒョンイヒョンを見ると案の定Aに連絡してた。
行動早すぎ。
JM｢なあ、やめとこうよ。｣
TH｢なんで。｣
JM｢僕たちがAの素敵な仕事の邪魔しちゃダメだよ。｣
TH｢……でも、｣
送信ボタンを押す手が震えるテヒョンイヒョン。
JM｢僕らのことをたくさん考えてくれて、ちょっと仕事に集中できなくなったんだよきっと。なら嬉しいじゃん。ね？｣
テヒョンイヒョンの手に手を重ねて握るジミニヒョン。
二人は黙って見つめあって頷いた。
アプリを閉じてスマホをポケットにしまったヒョンは俺を見て頭を撫でてくる。
TH｢ジョングガ、辛いけどAのためだから頑張ろ。｣
JK｢……はい。｣
テヒョンイヒョンの後ろに微笑むホソギヒョンが見えた。
俺たちのやり取り聞いてたのかな。
NM｢今日の生の音楽番組、見てくれたらいいな。｣
JM｢Aも暇じゃないでしょ〜｣
JN｢大丈夫、絶対見てくれるよ。｣
やけに自信を持ってそう言うジンヒョン。
意外とみんなポジティブに考えてるみたい。
胸のもやもやが取れたわけじゃないけど、少しだけ軽くなったかも。
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ロック - 続きが気になる。。。おもしろすぎる。。。これからどうなるのか。。。ホソギヒョンとの絡み待ってます！あっち系で💦😙 (2022年3月23日 0時) (
レス) @page24 id: 830fe7b032 (このIDを非表示/違反報告)
ちりつも(プロフ) - 酢?さん» ナムさんにしてみました！リクエストありがとうございます！ (2021年10月16日 0時) (レス) id: 4daf97e122 (このIDを非表示/違反報告)
nono(プロフ) - わぁー！リクエストに答えて頂きありがとうございます😭用意周到なテテに最後は甘い2人が見事に癖に刺さりました😇これからも更新応援していますね。 (2021年10月11日 0時) (レス) id: 35163f129d (このIDを非表示/違反報告)
ちりつも(プロフ) - nonoさん» ありがとうございます！request1でお話を書いてみました！ (2021年10月10日 15時) (レス) id: 4daf97e122 (このIDを非表示/違反報告)
ちりつも(プロフ) - mikittyさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2021年10月10日 15時) (レス) id: 4daf97e122 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちりつも | 作成日時：2021年10月5日 17時
