Agapanthus (ページ31)

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･JN

長くキスをしていると明らかにAの体の力が抜けた。

柔らかい肌とふにゃふにゃな体。

女みたいに細くて、だけどお腹は少し健康的に割れてる。

割れた線をなぞると、くすぐったそうに身をよじらせる。

｢ふ、あは、ふふ、｣

JN｢くすぐったい？｣

｢ん、はい、っ、｣

目尻に涙がたまって頬を伝う。

逃さぬように舐め取ると身体を震わせた。

Aのズボンに手をかける。

すでに主張しているモノが可愛くて、服の上からピン、と弾くと小さく声を漏らした。

全ての衣服を脱がせると恥ずかしそうに毛布を手繰り寄せて被ろうとする。

まあその景色も色気たっぷりでいい眺めだし、毛布の匂いはAを興奮させる香水の匂いだから放っておこう。

優しくモノを掴んで上下に扱くと分かりやすく腰を浮かせた。

ぎゅっと毛布を掴んで快感に耐える表情は扇情的で、僕のも限界。

でもゆっくり、じっくり味わいたいから我慢。

｢ん、っ、うぁっ……はぁっ、｣

咥えて顔を動かすと盛れる激しい吐息。

先走りで濡れた指で、後ろに指を沈めていく。

｢はあ"っ、い、っ、｣

JN｢ん、ちからぬいて。｣

｢む、り……っ、｣

匂いを嗅いでいるとはいえシラフだし前みたいにスルスルとはいかない。

指を抜き、またキスをして舌を絡ませると同じように応えてくる。

｢ん、むぅ、ぁ｣

とろん、と蕩けた涙目と半開きになった口。

ちらりと除く赤い舌。

JN｢……。｣

おもむろに僕も下着を脱いで、限界まで膨らんだ自身をAの口に宛がった。

JN｢舐めて。｣

｢へ、｣

JN｢俺と同じように、歯を立てないように優しく。｣

少しだけ動揺を見せたけどAはそっと僕のに触れて少しだけ握って、チロチロと舐め始めた。

こちらの様子を伺うようにたまに見てくるのが可愛い。

あと、結構きつい。

JN｢もっと、咥えて。｣

｢ん、ぶ……っ、んんっ｣

先端をパクッと咥えたときにぐっと後頭部を押して顔を沈めさせていく。

苦しいのか口の締りがきつくなっていく。

｢んん、ぅ、おぁ……っ、、｣

JN｢そう、じょーず、｣

｢……っ、おぇ、んぉ、｣

涙目になりながらやめて、というふうにこっちみてくるのも目に毒。

もういいや、このままだと解さずつっこみたくなるから。

｢……っはぁ！はあっ、ん！｣

自分の指を舐めさせる。

JN｢おしり向けて。｣

｢やっ、｣

抵抗する手が空中をさまよったが、無理やり四つん這いにさせると大人しくなった。