Agapanthus (ページ39)

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みにもにページ39

･JM

妙にスッキリしない顔をして出てきたテヒョンイとホソギヒョン。

この顔から察するにやってないことだけは確か。

JM｢撮影行ってっしゃーい。｣

NM｢Aはおきてるのか？｣

俺たちも一時間くらいしたらここでなきゃならないけど。

ただでさえ被らなさそうなAと俺たちの自由時間、思う存分使わせてもらう。

TH｢はぁ、まじで不完全燃焼です。｣

HS｢仕方ないだろー？まだ時間はあるからゆっくり。｣

不完全燃焼？

ふーん、ちょっとは遊んだんだ。

文句を言いながら出ていく二人が面白くて笑ってるとナムヒョンに何笑ってんだって不思議な顔された。

リビングの扉を開ける。

あれ、どこだろ？

JM｢あ、いた。｣

｢っ！｣

びくーっ！ってなって毛布にくるまるA。

その毛布の下はどうなってんの？

裸？

NM｢寒いのか？｣

ナムヒョンがさらりとAを抱き上げて、ソファに腰掛け膝の上に乗っける。

この人は……全部計算なしなんだからずるいや。

毛布がすこしだけはだけて、白くて細い足と肩が見えた。

あー、こりゃ……

NM｢えっ、服は？｣

｢〜〜っ、｣

部屋の隅に落ちてる。

あれ着せるのも面白くないなぁ。

ジンヒョンの服でいい感じのないかな？

JM｢ナムヒョン、そのまま捕まえてて。｣

NM｢お？あぁ。｣

クローゼットを漁って、例のあの部屋にも入ってみる。

うわあ、一面Aだらけ。

他人の見るときもいな。

自分の家にもこんな感じのゾーンあるけどさ。

僕の家の場合は……いつかAを捕まえた時に、着せようと思ってたコスプレとか準備してるし昨日もネットでポチッたし……。

って思って探ってるとあった。

わあ、最高。

JM｢ナムヒョーン！服見つけた！｣

NM｢おお、良かっ…………え、それって、｣

JM｢A、これ着な？｣

Aの白い肌にピッタリな黒のすけすけネグリジェ！！

ジンヒョンいい趣味してるね。

｢こ、こんなのっ、｣

JM｢お願い！｣

｢着ない、着ないです……！いやです、！｣

JM｢そんなこと言わずにさー？｣

服を押し付けているとナムヒョンに止められた。

NM｢また、今度でいいだろ。｣

JM｢ちぇー。｣

NM｢それより、疲れてないか？少し眠そうだけど。｣

ナムヒョンが優しくAの頬を撫でる。

かぁっと顔を赤くしちゃって。

紳士なのに弱いのかな？

じゃあ僕も思いっきり甘やかしちゃおう。