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鬱くんを追いかけていくとそこは2階のバルコニー
扉を開けると鬱くんはさっと扉の方をみて、
「…なんやAさんか…」
といいまた外の景色を見だす
そっと彼のそばにより腰を落とし
「お空が好きなの？」
ときくと
「好きではないなぁ……
なんやろ…なんか空を見ると落ち着くねん。
ぼーっと眺めてても同じ景色になることはないやん？時間によって青色からオレンジ色、オレンジ色から黒色へとかわってくやん？…なんかそんな感じで変わっていくのを見るのが好きやねん…」
とお空を見上げながら言う鬱くん
「そうね…1度も同じものは無いのに、
何故か惹かれるわよね…私も空は好きだわ」
というと
「ふーん…」
と言いながら空を見る鬱くん
「なぁAさんはなんで俺らを買ったん？」
と聞いてきた
「なんで…といわれると難しいわね」
と少し黙り込むA
「…強いて言うなら私に似てたから……かしら？」
というと首を傾げる鬱くん
「私もね、前の西の魔女に買われるという形で、ここに来たの……そりゃあこんなにたくさんの魔力を持っていて、チートみたいな魔法を使えるし頭もよかった」
というと相槌を打ちながら聞く鬱くん
「ある日私は皆がいたあのオークション会場に出されたのね？で、その時西の魔女ことルーシーに買われたの。あの人はとてもいい人だったわ」
と鬱くんは少し疑問に思った点があったのか、
「なんで？Aさんは西の魔女やないん？
る、ルーシーさん？ってどーしたん？」
と聞いてくる
「あー……ルーシーはね殺されちゃったの…
魔女って皆に嫌われやすいから……」
と自傷気味に言うと
「ご、ごめんなさい」
とあやまる鬱くん
「別にいいのよ」
といい空を見上げる…二人の間に沈黙が流れる
沈黙を破ったのは鬱くんだった
「俺な、多分Aさんのこと
好きになれんかもしれへん
なんか俺ひねくれてるからAさんみたいに真っ直ぐに俺らと向き合って、話し合って、眩しい笑顔を向けるAさんのことを好きになられへんねん」
と言う
「なら私は鬱くんが好きになってとは言わないけれど、甘えてくれるようになるまで頑張るわね」
というと少し驚き、目をまん丸にし
「…あははっ
Aさんって変な人やなぁ」
といい笑い出す
「…なら俺もAさんに甘えれるように頑張るわ」
といい私に近づきほっぺにちゅっとキスをして
「ほな、部屋に戻るな〜」
と手を振りながら鬱くんは去っていった
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Lin Q - すっごく面白いです！すごく先が気になります〜、、作者様のペースで更新頑張ってください！楽しみに待ってます(((o( ´▽` )o))) (2018年9月15日 10時) (
レス) id: ca6b47f2b4 (このIDを非表示/違反報告)
黒糖(プロフ) - 夜光石さん» あ、ありがとうございます！沢山話しかけてくださると嬉しいですしというかたくさんお話ししましょう！ (2018年8月21日 12時) (レス) id: 45bc0291e9 (このIDを非表示/違反報告)
黒糖(プロフ) - ゆきさん» 可愛いですよねわかります(^p^)今後とも是非よろしくお願いします！ (2018年8月21日 12時) (レス) id: 45bc0291e9 (このIDを非表示/違反報告)
夜光石(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらっています！！幼くてちょっとびくびくしてるメンバーが可愛くて悶えながら読んでます…。Twitterの方フォロリク送らせて頂きました…！ぜひお話したいです！ (2018年8月21日 12時) (レス) id: a687556f91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ぐはっ（吐血して死亡）死因:我々が可愛すぎて (2018年8月19日 17時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒糖 | 作成日時：2018年7月30日 12時
