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26話 過去編 ページ28

A「伶奈?」
(なんだ今の音は)

伶奈 「申し訳ありません!私」

A「これはどうやらなんかの置物らしいな」

蓮華 「一体何事です」

伶奈 「蓮華姉様!」

蓮華 「…これは我が家に伝わる家紋が施された置物、誰です?わったのは?伶奈ですか?」

伶奈 「……つ」

A「私ですよ」

伶奈 「A姉様?」

蓮華 「…お前が?」

A「ええ、ちょっと姉様方の困った顔が見たくなったので」

蓮華 「…お前覚悟はできているだろうな?」

A「ええ、お好きなように」

蓮華 「こいつを牢に連れて行きなさい」
その後数人の家来によって牢へと連れて行かれた
……………………………………………………………

令架 「全くいい気味だわ」
それから毎日のように令架が訪れては、私を憂さ晴らしに利用していた
(ま、全然痛くないんだけど)

令架 「ああそのだ、今日はあの鸕宮のご子息がこられるのよ!まあ、あなたには関係のないことですけど」
(鸕宮?どっかで聞いた気が)

令架 「早くお目にかかってみたいわ、鸕宮天馬様」
(天馬?あいつがここに来るのか?ま、でももうどうでもいいか)

令架 「じゃあお前はそこで指を加えてみたいなさい」
それからしばらくたった後
(ちっ、流石に飲ます食わすはきついか)
何日も食事を与えられていない私の体は予想以上に弱っていた

?? 「よぉー随分とボロボロじゃねぇかA」

A「…何しに来た天馬」

天馬 「ああ、お前を迎えに来た」

A「……はぁ?」
(相変わらず何考えているのかわからないやつだ)

A「訳のわからないこと言ってないでさっさと帰れ)

天馬 「お前の言うこと聞く義理はねぇよ」
天馬はそういうと私を鎖から解き放った

A「そうか」
私は手足が自由になると天馬にけりかかったが、簡単に避けられてしまった

天馬 「危ねえな!相変わらず面白い女だお前は」

A「……うるさ….い」

天馬 「おっと無理すっからだ」
倒れこんだ私の体は天馬に支えられそのまま抱き上げられた

A「…おい、おろせ」

蓮華 「天馬様!一体何を」

令架 「そんな小汚い女のどこがいいのです?」

天馬 「んん?少なくともお前らなんかよりはずっといい女だぞ、じゃあこいつもらっていくな」

令架「っ、」

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設定タグ:双星の陰陽師 , 天馬   
作品ジャンル:アニメ
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ライカ - すっごくおもしろかったです (2017年9月24日 0時) (レス) id: 7c63adecef (このIDを非表示/違反報告)
ライカ - はやく続きが読みたい!! (2017年9月14日 22時) (レス) id: 7c63adecef (このIDを非表示/違反報告)
殺戮の喰種(プロフ) - 有馬…アーメン… (2017年5月16日 0時) (レス) id: 2892820ac6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ~♪ - 私も小説を書いたけどムズイ(≧▽≦) (2017年5月2日 17時) (レス) id: bf538fd3e8 (このIDを非表示/違反報告)
パック - あと、繭良の師匠はすばるですよ! (2017年4月30日 11時) (レス) id: 46c6119abc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アラカ | 作成日時:2017年4月29日 17時

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