気づきたら周りがヤバいやつばっかになってて疑問しか浮かばない (ページ6)

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Aside

流石にサボるのは1時間だけにしようと思いつつ、たった今チャイムが鳴ったのを聞く

皆の様子から察するに、多分これ2時間分サボるやつだ

どうしようなー、帰ろうかなー、と頭にあるだけで別に考えはしない

何気なく、屋上のドアをちらりと見た時、

「＿＿＿ーっ！！！A、＿＿！」

との叫び声が微かに聞こえる

...多分希の声だけど嫌な予感しかしなくて泣く

『ち"ょ、なんか、なんかやな予感する。ぞっ、ゾム匿って』

ゾム「え、っえ？おけおけ、こっち来い」

早足でゾムの後ろに回り込む

その1連の流れを見て、Broooockさんときんときさんがニヤニヤ笑った

なんすか、きもいよ

Broooock「ゾムさぁ〜んっ、Aさんのこと押し倒さないでくださいね〜っ」

きんとき「俺らが見ちゃったら皆に言いふらしちゃいそうだな〜っ」

内容が衝撃的過ぎてゾムと私に全員の目線が集まる

大先生のはっ？？？みたいな顔が1番好き

でもさ、普通に考えてそうじゃん

私なんで数ある人の中からゾムを選んだ？？？？？

ゾム「〜ｯｯ！押し倒さないです！！！！！」

めちゃめちゃ顔真っ赤だね君

『押し倒さないでよー』

ゾム「しないって！！！」

あぁーｯ、と唸り声を上げて、手で顔を隠す

そんなどさくさに紛れて、がちゃ、とドアが開く

希「何っ！？ゾムさんAのこと押し倒したって訳？？！！？」

なんかもうめちゃめちゃ面倒くさくなったね

こんなことならゾムに話しかけなきゃよかったわ