青眼のいたずら猫 (ページ38)

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第三十七話ページ38

バーボンside
夕方。ジンと待ち合わせ場所であるファミレスへ行く。
今日は疲れた。いきなり宮城に呼ばれるし、てか今日組織の仕事あったんだが…まあもういいや。

バーボン「お待たせしました。」

そう言って人の前の席に座る。
そして1人の女の子の写真を机の上に出す。

バーボン「今日頼まれたのはこの子を探るってことで大丈夫でしたよね」
ジン「あぁ」
バーボン「調べたのと直接見に行った結果、この子はただの女子高生ですね。怪しいところは何もありませんでした。」
ジン「…」
バーボン「調べた情報聞きますか？」
ジン「いや、いい。ご苦労だったな」

ジンはそれだけ言ってファミレスを出て行った。
こっちはジンに呼ばれたから組織の仕事を速攻で終わらせてわざわざ宮城まで来たのに…
頼まれたものが女子高生を調べろ。怪しいところはないか。だった。

バーボン「…勘弁してくれ、」

流石に疲れた。
俺は1人になった席でため息をつき写真の女子高生を見る。
猫羽A。音駒高校二年生のただの一般人。これと言った怪しいところは出てこなかった。直接見に行った時も言動に怪しいところはなかった。
言ってしまえばあの小柄の男の子を好いていること。逆もまたあり。
この子、前に一度ポアロにきた子だ。反応が良すぎて覚えてる。それに、コナン君から少し鋭いようだから気をつけてと言われた。

バーボン「恋する乙女の顔だったな」

ただの女子高生に見えた。
そんな彼女がなぜ、どう言う経緯でジンに目をつけられたのか。彼女はただの女子高生ではないのか？
何かを見落としてる気がする。
だがどんなに調べても何も出てこない。
一度コナン君と彼女の対策を考えた方が良さそうだ。
何か引っかかったまま。
長い1日が終わった。

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はい！第三十七話を読んでいただきありがとうございます！
バーボン視点だとあまりうまく書けない…
着々と定期テストが近づいてきていて逆にスマホをいじっています。だめですね、勉強しないと…
それでは、これからもよろしくお願いします