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第三話 ページ4

夜。
男1「裏切り者には成敗を…お前もここまでだな!」

人気のない廃墟にて緊迫した空気が漂う。
5、6人に囲まれ今にも殺.されそうな男。
その男に向かって銃を向けるリーダー的男。
タヒね、と言いながら引き金を引く瞬間、男の銃を持つ手にバンっと弾丸が貫通した。
ま、僕なんだけどね、

男1「う"あ"あ"あ"っ!!!」
男2「リーダー!くそっ、誰だ!出てこい!!」
「やぁ!」

撃たれた男の仲間が叫んだ瞬間、男達の前、すぐ目の前に姿を表した。
出てこいって言われたし、出ないと1人で叫んでる可哀想な人になっちゃうしね♪

男2「なっ」
男3「Naughty cat!!」
男1「テメェ…」
「ニャハハ♪久しぶりだね、お兄さん方」

僕に向けた警戒の目を見て笑いかける。
すると今更気づいたように手に持っていた銃でこちらに撃ってきた。
それを少し体を逸らして避ける。
判断が遅いねぇ、

「そんな怖い顔しないでよ、久しぶりなんだから楽しく遊ぼう?」
男3「テメェ!これは遊びじゃねえ!殺.しだ!!」
「ニャハ♪まぁいっか、」

すると真横から銃を打たれ、先程のように避けると後ろから車が突っ込んできた。
わぁーいきなりぃ
そう思いながら上に高く跳び宙で一回転して着地する。
その時にかぶっていたフードが取れ顔が見える。

「いきなりなんてひどいなぁ♪」
男1「ケッ、やっぱりテメェ、おとこだったか」

いや女なんだけどな?
確かにショートだけど刈り上げてるわけでもないし、これくらいのショートの女の子なんて普通にいるのに…
そんなに胸ないか?
もう、、、今日は怪我させないであげようと思ってたのに、ちょっとやってやろうじゃないか

「ニャハハ♪全員まとめてかかっておいでよ」

男達は僕の言葉を合図のように一斉に銃で攻撃してきた。銃に頼ってるねぇ。
僕は銃弾を避け男達1人1人に一発鳩尾入れ、リーダーの男の肩に銃弾を撃ち込んだ。
なんなら殺.してやってもよかったけど僕の初体験をこんな奴にあげるのはもったいない。

「ちょっと物足りないけど楽しかったよ、またね♪」

僕はそう言って男たちの前から姿を消した。
髪、伸ばそうかなぁ。

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作者名:小豆 | 作成日時:2021年6月11日 15時

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