Forget me not

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シウ side








毎日が詰まらない日々で何をしても詰まらない
吹っかけられて始まった喧嘩も悪友に勧められて染めた髪もピアスも何も俺を埋めてくれるものはなくて



「 つまんね.. 」



女で遊んだってこの心は埋まらない
そんなこと分かってるから女遊びなんて馬鹿なことはしない
だけど、刺激が欲しかった



でも、何より誰でも良いから誰かに


愛されたかった




幼き頃愛されなかった分沢山の愛を注いで欲しかった




「 はぁ、偶には昼飯でも買いに行くか 」




呟き売店に行ったのが良かったのか悪かったのか





今になれば分かるのにあの時の俺は鈍感で馬鹿で阿呆で



自分のことさえ分からないそんな餓鬼だったんだ

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