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第二章〜3〜 ページ11

「……どうぞ、入って。」


…うらたが人狼かもしれない。

そう考えると体が強ばり、いつもと違う雰囲気になる。

それにうらたは開始時、私を見てた。


緊張を隠し、扉を閉める。


うら「ひとまず……久しぶり。」

「……うん、久しぶりだね。」

私は最近、うらたと会っていなかった。

さっきのニコ動のイベントでもうらたとは喋っていなかった。


だから『久しぶり』。


うら「こんな状況で言うのも…だけどね。」

そう言って少し笑う。


「…それで、何の用だったの?」

まさか、『お前が人狼?』とかじゃないよね…?


うら「蛍さ、役職…」

ドクン…ドクン…

喉の奥が冷たくなる。




うら「……共有者…だろ?」


……え?

どうして、分かるの…?


しばらく考え、ある結論に辿り着く。


もしかしてうらたは……


「…うらた、共有者?」


間違っていたらどうしよう…?

もしうらたが人狼だったら私は村人とバレて殺されるのか……?


うら「…うん、共有者だよ。蛍も共有者だよね?」


良かったぁ〜…。

目の前にいるのが味方と分かり、一気に肩の力が抜けた。


私はうらたの質問に対し、頷く。


うら「ふぅ〜、良かったぁ…」

相手もものすごく安心したらしい。


私は自分の唯一、信じられる相手を見つけたんだ!



この時、真っ暗なゲームの結末にほんの一筋、光が見えた気がした。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

hit数が100を越えている……!

ありがとうございます〜〜!!


読んでくれた方、評価&お気に入り登録してくださった方!

本当に感謝しかないです!


まだまだ頑張りますので引き続き読んで下さると嬉しいです(´ω`*)

*苺水*

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設定タグ:歌い手 , 人狼ゲーム , サイコホラー   
作品ジャンル:ホラー
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狐夜 - え?気になる(唐突)私の押しがたくさんいる。この物語を作ってくれてありがとうございます。更新頑張ってください! (2020年10月30日 18時) (レス) id: 16e097e2ea (このIDを非表示/違反報告)
ゼロさん - うん…ちょっといいか…?面白すぎ(真顔。んで、終わり方がめっちゃ気になる(..)スンッ←。お願いだっ…更新頑張ってください…!応援してます(* ´ ▽ ` *) (2018年9月30日 11時) (レス) id: 502e0c6c17 (このIDを非表示/違反報告)
RI-SA(プロフ) - これって、まだ更新続けてますか?面白かったのでぜひとも続けて頂きたく・・・! (2018年4月15日 21時) (レス) id: 2299559bbc (このIDを非表示/違反報告)
すずかす - え!?え!?一番楽しみな所で終わり!?更新待ってます! (2017年10月22日 22時) (レス) id: fe6217ce21 (このIDを非表示/違反報告)
苺水 - すーぷさん» わぁ〜〜、ありがとうございます!私も人狼ゲーム好きなので書きたかったんですよー!でも、これから次々と犠牲に……。読んでもらえるように頑張ります! (2017年7月9日 15時) (レス) id: ab915ef270 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:苺水 | 作成日時:2017年7月3日 1時

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