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56:雑誌撮影 4 ページ9

貴女「なんで知ってるの?」




裕翔「山が、自慢してた」




薮「うわー、してそう(笑)」




貴女「だよねぇ」




裕翔「撮影始まってるの?」




貴女「あ、うん!映画の方は、もう始まってるよ!でも、ドラマの方は明後日からなんだ!」




裕翔「えっ!?映画もするの?!」




貴女「そっちは知らなかったんだ」




裕翔「絶対見に行くからね!」




貴女「うん!スケジュールが合ってたら、一緒に見に行こうね」




裕翔「うん!楽しみぃ〜」




薮「でも、成長したよな。A」




貴女「そう?」




裕翔「成長したよ!だって、最初のころは一番後ろで歌ってたのに、いつの間にか俺を抜かして山と一緒に並んでるんだもん」




薮「女優デビューの時だって、[一人じゃ寂しい!(泣]ってワン泣きだったのに」




貴女「いやぁ、あれは本当に黒歴史ランキングno,2に入るわ」




裕翔「そんなランキングあるんだ(笑)」




貴女「私だって、あの時はみんなと仲良くできなかったけど。今は、こうやって昔を一緒に振り返れるほどにまで、仲良くなれたことだってびっくりだよ?」




薮「まぁ、女子一人だったしな」




裕翔「デビュー決まった時、山とバチバチだったもんなぁ」




ガチャ




貴女「いや、マジであの時の涼介はムカついたね(笑)」




裕翔「おっ、本人登場!」




『そんな事思ってたんだ』




『僕は、最初の方Aのこと嫌いだったよ』




貴女「涼介、侑李。」




知念「だって、なんかいやだったもん。男社会の中に女の子が一人だけなんて、誰だってそう思うでしょ?」




涼介「まぁ、そりゃな」




裕翔「えっと、二人共どうしたの?キャラ変?」




知念「んーん、してないよ」




涼介「Aが、本音をしゃべってたから俺も言ってみただけ」




薮「まあ、確かにそうだよな」




裕翔「薮君まで、、、」




貴女「いいじゃん!そういう考え」




裕翔「A?」




貴女「私は、別にいいんだ。みんなが良ければ、、、、」




知念「いm『でもね!』




貴女「中身を見ないで判断するなんて卑怯よ。ちゃんと、接してからにして。そういう、皮肉を言うのは。、、、、、って、思ってたかな」




薮「やっと、言ったな」




貴女「え?」




涼介「いやさ、みんながAの本音を聞いてみたいって言ってて。あの脱退っていうことも考えてるって言ってたから」




知念「だから、撮影後半組でどっきりをしかけたの」




裕翔「そしたら、Aの本音がきけるかなっておもって」

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作者名:利川 愛華 | 作成日時:2019年5月12日 20時

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