77：映画撮影 2 ページ34
貴女「なんかね、この映画のＰＲ動画撮りたいんだって」
沙良「そうなんですね、」
貴女「あ、一様。沙良ちゃんには伝えたことになるから、わざわざ来なくてもいいよ。私的には、来てほしいけど。」
菅田「いや、それは。来いって事と一緒やからな」
貴女「違うし、」
沙良「すいません、ついていきたいんですけど。私、これから撮影があって」
菅田「あ、そっか。シーン１４は、沙良ちゃん一人の撮影やっけ？」
沙良「あ、はい」
貴女「そうだ！私も撮影なんだけど、次」
菅田「次？じゃあ、さっさと終わらせんといかんやん」
貴女「そうだよね！あ、沙良ちゃん。頑張って来てね」
沙良「あ、はい！」
タタッタタッタタッタタッ
メイク「百瀬さん、やっと見つけた。まだメイクしてないでしょ？早く行くよ！」
貴女「え、あ、メイク室行くの忘れてたぁー！」
メイク「早くして、ごめんね！菅田くん、借りるね。この子」
菅田「あ、大丈夫っすよ」
貴女「あー、では私は先に失礼します！」
タタッタタッタタッタタッ
菅田「えっと、どうすんの？A、おらんなったけど」
スタッフ「仕方ないので、菅田さんおひとりで行ってもらうしか」
菅田「え、俺一人ですか？」「
スタッフ「はい、」
菅田「分かりました、」
なんだかんだで、菅田将暉は一人で出演者全員に挨拶と共にＰＲ動画のことを知らせたのだった。
菅田「はぁ、やっと終わった。今度、Aになんかおごってもらわないかん」
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作者名：利川 愛華 | 作成日時：2019年5月12日 20時
