【ヒロアカ】1-Aの剣士【爆豪勝己】2 (ページ5)

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54話ページ5

『常闇くんに！！勝ったぞォォォ』

観客席に戻って叫ぶ

瀬「うるせぇな笑。おめでとー」

上「おめ」

『どうもどうも！』

上「なんかムカつくな」

『男の嫉妬は醜いぞ上鳴くーん！』

上「うぜぇえええ」

緑「あ、剣刃さん！お疲れ様！」

『ありがとう緑谷くん！』

上「緑谷には素直に感謝すんのかよ！」

だって緑谷くん純粋で可愛いもん。もちろん優しく接しますよ

『次爆豪と切島だっけ』

瀬「そー。切島大丈夫かな」

『そんなに心配しなくとも。案外この試合、切島の方が爆豪を圧すかもよ』

上「なにを根拠に？」

『勘』

瀬「勘て」

切島の個性はシンプルだけどそれ故に強い。少なくとも爆豪を簡単に優勝させないと思うな

私って...勘がいいかも

予想通り、最初は切島がリード

上「こんなに圧されてる爆豪初めて見た...」

硬化で爆豪を攻撃しまくる切島。それを必死の避ける爆豪

瀬「切島...これワンチャンあるぞ」

『んーどうだろ。切島の弱点見つけて爆豪の逆転の可能性もあるね』

またまた予想が当たり、爆豪のえげつない爆撃で切島ダウン

え、私ってもしかして予知能力者！？

んなわけあるか(自分でボケて自分でツッコむスタイル)

上「爆豪3回戦進出...ってことは」

瀬「3回戦、2試合目は爆豪対剣刃か」

『あ”あァァァァァァ』

瀬「怖ぇよ」

『やってやる...』

瀬「だから怖ぇって」

『イメトレしてくるっっ！』

上「イメトレ...」

『帰って来る時は爆豪慰めてあげてね』

瀬「強気だなー」

強気...でいたいな

『じゃあまた』

上「剣刃！」

『はいっ！？』

急に上鳴が私の名前を呼ぶ

瀬「ガチガチ笑」

上「無理して気ぃ張んなくても、お前はお前らしくな」

...そうだ。自分らしく戦おう

『なんか...初めて上鳴がかっこいいって思えた』

上「俺はいつもかっこいい！」

『爆豪ぶっ飛ばしてくるわ』

瀬「相変わらずだな。行って来い！」

上鳴にああ言われてちょっとは緊張とけたけど、まだ少しだけ手が震える

『爆豪に勝つ。爆豪に勝つ。爆豪に勝つ...』

爆「んだその呪文」

『わっっ！』

爆豪が急に私の前に現れた(ポケ〇ンみただね)

『やあやあ。試合お疲れ様。次はよろしくね』

爆「ぶっ飛ばしてやる」

『それはこっちのセリフでーす』

「...」

またこの沈黙！

それよりなんか爆豪と会ってもっと緊張が増したような...

鼓動が...早い...

『わ、私控え室に行ってるね』

爆「おい待てや」

う、腕を掴まれたー。んー逃げれん！