【ヒロアカ】1-Aの剣士【爆豪勝己】2 (ページ35)

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83話ページ35

ソ「で、本当に大丈夫？」

『まぁ、なんとか！』

まだ地味に痛いけどね

ソ「大怪我しなくて良かった...今度からちゃんと前見て歩くんだよ」

『はーい』

ソルセルさんってちょっとお兄さんっぽい先生みたい(なんかややこしい)

あれからもう少し歩いてある部屋の前に着く

ソ「着いたよ。早速トレーニング始めようか」

ここって...

『道場...？』

ソ「せーかい」

『私の体力トレーニングってジムとかに行って腹筋割るんじゃないんですか！？』

ソ「エスカさんって剣道三段だったよね。最短で段位取得したんだっけ」

『まぁ...一応。個性が剣使うので』

と言うか私の質問完全スルーされた...

ソルセルさんは一礼をして道場の中へと入る

私も続いて、一礼してから道場に入る

ソ「俺と勝負しようか」

『...へ？』

いや急すぎ！まだ道場に入ってから5秒も経ってないよ？

ソ「はい、防具付けて」

『...ん？』

ソ「はい、好きな剣選んで」

『...お？』

ソ「はい、そこ立って」

『...』

言われるまま全てソルセルさんの言うことに従った...が、まだ状況が理解できていないでござる

ソ「普段は三本勝負だけど、時間短縮したいから一本勝負でお願い」

『は、はい』

ソ「ルールはいつも通り。5分の間に相手選手へ有効打突を入れることができれば1本を勝ち取る」

『うっす』

ソ「今回は審判とかいないから判定は自分達で。手を抜かずに、本気で斬りかかってくるように」

『了解ですっ』

ソ「...開始！」

ソルセルさんの声と同時に空気が一気に変わる

最近全然剣道してなっかったけど大丈夫かな...ましてや大人相手に...

けど勝負を引き受けた(半分やらせ)からには勝つ！剣で勝たなきゃ"剣刃"って名前が泣いちまうぜぇ

まずは集中すること。相手の動きを見る。小手で距離を詰める。そして...攻める！

「バチッ」

剣と剣がぶつかり合う。くっ！面打ち狙ったのにな...

ソ「おっと...危ない」

『流石プロヒーロー。反射神経ハンパないっす』

今のを防がれたのはでかい...立て直さなきゃ

後1分しかない...早くしないと！...今度は引き打ちで決めr「バチンッ」

ソルセルさんの剣が私の面を突いた音が道場に響く

ソ「勝負...ありですね」

『ま、負けたぁぁぁ』

最後焦ったァァァァァ！そして気ぃ抜いたァァァァァ！

ソ「惜しかったですね。序盤は危うく取られるところでしたよ」

『...悔しい』

ソ「実は私、剣道七段なんです」

『そりゃ強いに決まってるよね、うん』