【ヒロアカ】1-Aの剣士【爆豪勝己】2 (ページ23)

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72話ページ23

『マイク先生ありがとねっ。それじゃ失礼しまーす』

ホークスのフィギュアを抱きかかえ、ルンルンしながら職員室を出る

やっと手に入れたぞ...これでフルコレクションやぁ！

爆「随分とご機嫌だな」

『うふふーん！ホークスの新フィギュアが手に入った上にホークスからの指名が来たんだよ〜。こりゃあご機嫌でしかいられないよ！...って爆豪達まだいたの！？』

瀬「気づくの遅ぇよ」

上「インターン先ホークスのとこにしたのか」

あ、バレた

切「良かったじゃん！憧れのヒーローから指名なんて羨ましいぜ」

...

『ホークスは憧れなんかじゃない！！！』

上「うおっ」

爆「急に大声出すなや！」

瀬「どうした急に」

切「憧れじゃなかったのか...でもいっつも好きって...」

ちっちっちー。私のホークスへの好きは憧れの好きじゃないんだな

『ホークスはね...』

切島の肩を掴む

切「ゴクッ...ホークスは...」

真っ直ぐ切島の目を見る

『ホークスは...推しじゃァァァァ！』

そう言って叫ぶ！！！

「...」

あれ、なんか皆んなの反応薄い

切「そ、そうか！推しか！」

『イエス！MY推し！尊き存在なんだよ！』

切「お、おう」

上・瀬(ちょっと期待した俺が情けない。切島よ、こんな奴の相手をしてくれてありがとう)

「ベシッ」

『あたっ』

なんか分かんないけど爆豪に叩かれた

爆「ギャーギャー言ってねぇで早く帰る準備しろ」

『はーい』

机に入ってる教科書やらプリントやらを鞄に詰め込む(ちゃんと綺麗に詰め込んでます)

『準備できたよ。帰ろ、お母さん』

爆「誰がお母さんだ」

『爆豪お母さん』

爆「お前を生んだ覚えはねぇ」

『お母さんひどーい』

切「爆豪と剣刃が話すと毎回喧嘩になんのなんでだ」

『誰であろうと爆豪と会話すると皆んな喧嘩にならない？』

爆「あ”？」

ほら怖い。すぐ喧嘩売るからいけないんだー

上「喧嘩って言うより漫才じゃね？」

瀬「だな。ボケが剣刃で、ツッコミが爆豪」

『漫才か。確か今朝も電車でそんなこと言われたような』

上「体育祭のおかげで全国に広まったんだろうな。M-1目指せば？」

『それも今朝言われた。ねぇ爆豪...』

爆「あ？」

『やっぱ私達は目指そう』

爆「絶対にM-1は目指さねぇ」

『つれないな〜』

切「諦めろ剣刃」

『M-1無理かぁ。そっか...』

瀬「なんでちょっと悲しそうなんだよ」

『あ、電車来た』

瀬「スルーかよ！」

上「すげぇスルー力」

『天才ですから』

爆「お前はその反対だ」