【ヒロアカ】1-Aの剣士【爆豪勝己】 (ページ35)

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34話ページ35

爆豪side

『どーせ天才くんには私の努力が分かんないよね？確かに過去の結果は悪かった。だけど次挑戦しようとしてることの結果も同じとは決めつけないで』

俺は...流れで...

天才くんってなんだよ...クソが

『...先教室行ってる』

あいつの怒鳴り声を聞いたら何故か頭が真っ白になった

いつもは大丈夫じゃねーかよ

切「おーい。爆豪...？」

上「生きてるかー？」

爆「生きてるわクソが」

瀬「あれは言い過ぎだな...いつもの軽いノリとはいえ今のは剣刃にはガツンときたらしいな」

上「でもいつもツッコんだり軽く怒ったりするだけなのにな」

切「確かにな。なんか地雷踏んだかもな。まあ謝りに行こうぜ」

爆「チッ」

切「おい爆豪！どこ行くんだよ！」

んで俺が謝りに行かねぇとなんねぇんだよクソが

あいつが勝手にキレただけだろ

クソ。いつも以上に苛つく

Aside

とりあえず謝りに行かないと...けど話しかけずらいな...自分からキレてなんだけど

あァーーーーーーーーーー

でもさ？私悪くない。挑戦心踏みにじられたら怒って当然。うん。謝んない

耳「A待って！爆豪も悪かったけどさ、謝りに行こ。仲直りしよ」

『嫌だ』

耳「嫌だって...子供じゃないんだからさ」

『私悪くない。せめて爆豪が先に謝りに来なかったら謝りに行くつもりなんてない』

耳「あんなにプライド高い奴が先に謝りに来ると思う？」

『来ないんだったらいい。謝んないから』

耳「はぁ...爆豪もいつものノリで言ったんだと思うよ？」

『それくらい知ってる』

耳「じゃあなんで...」

『それでもあんなこと言われたら流石に私だって本当に傷つく。今は...言えないけど過去に色々あったから』

耳「...そっか。じゃあ爆豪が来てくれるのを待つか。でも体育祭終わってもまだ仲直りしてなかったらむりやり謝りに行かせるよ」

『分かった。ありがと響香』

耳「うん...過去の話はまた今度、気が向いたら聞かせてね」

『うん』

響香ってクールで結構冷めてるけど、本当は誰よりも私を心配してくれてる

改めていい友達をもったなって実感した

響香には...過去の話をしてもいいかな

辛い過去の話

いつか...

いつか、誰かに全部吐き出してちょっとは楽になりたい

耳「そんな落ち込んでないで体育祭頑張ろ」

『...うん！』

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