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あの日の空は ページ1

ー あの日、空は妙にオレンジ色で、黄色いとも言えるような空だった。

私はあの空と共に、旅だったんだ。

――――――――――――――――――――


ある夏の夜。俺は学校の帰りに、公園に寄った。

まだ5:00頃だったのに、空はオレンジ色で日が沈みかけていた。

でも俺は、公園で一人ポツンと公園のベンチに座っていた。

最近楽しいことないし、何してもすぐ飽きる。

あぁ、こんな日々が続いたのは、きっと...きっと、あいつのせいだっ、、

俺は、上に東雲絵名という姉がいて、いつもパシリに使われるし、ツンデレだし、反抗するし。うんざりだった。

でも、俺はそんな姉が、好きだった。

好きで好きでたまんなくて、でも、表には出せなくて。毎日毎日、あいつのことを想うようになっちまった。

あいつは気づいてないだろうけど、でも。


いつか必ず、伝えようと思う。

あぁ、空の色が、どうしても...どうしても...絵名の瞳と同じ色に見えてしまう。

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作者名:ばにら@えむ推し | 作者ホームページ:http://1130banira  
作成日時:2022年8月10日 10時

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