いち ページ1
ーyuri.sideー
僕は今年、高校1年生になった。
実は、僕には中1の頃から片思いしている子がいるんだ。
大親友の、有岡A。
Aと出会ったのは、中1の夏。
部活で背が低いことをからかわれていた僕を、
Aが守ってくれたのが始まり。
あの頃は優しくて、可愛かった。
天然で、ドジで、生意気で。
でもどこか放っておけなくて。
そして僕らは一緒の高校を受験し、見事合格!
合格発表は、2人で見に行ったっけ。
と、僕がしんみりと思いだしていると、
『あ!侑李、おはよ♪』
Aが来た。
侑「うん、おはよ!」
僕は素敵な笑顔で(!?)Aに微笑みかけた。
ほんっと可愛いなぁ。
ま、そんなことは口が裂けても言えないけど(笑)
いつかはこの気持ちを伝えられたらいいなぁ。
でも、僕にはあとちょっと、勇気が足りないんだよね(笑)
と・・・
大「おっはよおぉぉぉっ!!!」
うわ、うるさいのが来た←
コイツは有岡大貴。
僕とは中学から一緒で、Aの双子の兄。
通称、大ちゃん。
いや、でもさ、あんな可愛いAと大ちゃんって・・・
いわゆる<雲泥の差>ってやつ?
どーせなら大ちゃんじゃなくて僕がお兄ちゃんになりたい。
あ、ちなみに大ちゃんは僕がAのこと好きだっていうこと、知ってるよ。
何でか知らないけど←
すると・・・
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