それを恋というのでは？ R.Y (ページ18)

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No.18 ページ18

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「ぎゃー！雨だよ！」

「濡れるよ！」

「落ち着け！みんな散るな！はぐれるだろ！」

「ほんとに迷子なの！？A！」

私でも状況がつかめない。

けど多分...

『迷ったのかも。』

これだけしか言えない。

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「はぁ！？」

「えっ。冗談でしょ！？」

そんな言葉が飛び交うなか、ただ呆然とする私。

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「ちょっとしっかりしてほしいんだけどー。」

私を睨んで言う。

涼介「大丈夫だから...な！？」

（人1）「そうだよ！別にAのせいなんかじゃないよ！」

侑李「うんうん。ここは一旦まず落ち着こ！？」

涼介たちの励ましの言葉なんか頭に入ってこなかった。

私のせいだ。
私のせいでみんなを巻き込んでしまった。

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もっと私がしっかりしてたら...

『道...探してくる！』

涼介「あっ！おい...！」

気づいたら私は走っていた。