それを恋というのでは？ R.Y

No.1 ページ1

ーふつうな１日が今日も始まるー





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姉「あんたほんと地味でダサくて隙がなさすぎ！


今日も恋をする気ゼロなのね。」




『ほっといてよ。何度も言うけど恋とかいらないし！』




姉「はー。


まぁそういう女も少なくはないわよね〜。


地味でダサい女。恋を知らない女。」





『うるさいなぁ。べつにいいでしょ。』




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この人は私の姉。



お姉ちゃんはモテ女。恋多き女。



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「こんな人憧れる〜」って？




私はそう思ったことないかな。




確かにお姉ちゃんは美人だ。




でも私は知っている。




そこまで楽しくないってことを。




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お姉ちゃんは彼氏を作っては別れてを繰り返す。



その姿を見てて毎回思う。



”恋は大変だ”




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姉「恋って楽しいものよ？」




『とか言ってお姉ちゃんだって彼氏と別れてはいつも泣いてんじゃん。』




恋なんてしなくていいんだよ。




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ふつうが1番なんだから。

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