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#6days ページ7










「さーとーみーくーん!!」









今回も呼び出して来たからわざわざ来たのに中々返事がないさとみくん.









また腹痛かな?









ってことはまたここで待っとけって?









暑いよぉぉ….









またスマホを弄って待とうとしていると突然隣の扉が開いた.









「あ….」









部屋から出てきたのは,









『…あ,お客様.』









「えっと…,蒼山ころんです….」









『蒼山さんですか,とても素敵なお名前ですね.』









そう言って微笑む岩崎さん.









『よくカフェに来てくれますよね.』









「しっ、知ってくれてるんですか!?」









『知ってるも何も…,毎日いらしてくれてますから顔くらい覚えてますよ.』









クールな人ってイメージだったけど









案外話してみるとふわふわとした人なんだな.









「おまたせころん…って岩崎さん…?」









『お久しぶりです桃宮さん.私は今から予定があるので失礼しますね.』









岩崎さんはそう言ってお辞儀をした









『ころんさん,またカフェでお待ちしております.』









「あっ,はい…!!」









岩崎さんは僕にそう伝えて今度こそ歩き出した.









後ろ姿も凄く綺麗で,まさに理想の女性って感じ.









「岩崎さん…,暑くねぇのか?」









さとみくんがそう言って岩崎さんの後ろ姿を眺めた









確かに.









どうしてこんな暑い日に長袖長ズボンなんだろうか.

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作者名:ひな | 作成日時:2021年6月19日 17時

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