#5days ページ6
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「何ですかあれ!!」
お会計を終え,満足気味で家に帰ろうとしたところでるぅとくんに止められた.
一緒に帰りたかったんだって((
「あの時のころちゃん本当に変態みたいでした.」
「何度でも言え,僕は岩崎さんのケーキを食べたんだからな.」
「…ころちゃん一生許しませんから.」
頬を膨らませて僕の隣を歩くるぅとくん.
「そう嫉妬するなって!」
「はっ倒しますよ.」
何だこの最年少.
その時だった.
『あ,黄瀬くん…!』
「ふぇ…,先輩…!?」
後ろからそう言って駆け寄ってきたのは岩崎さんだった.
『これ忘れ物…,店長が渡してって.』
岩崎さんがそう言って渡したのは僕が昔誕生日プレゼントに渡した黄色のハンカチ
『それじゃあ私はまだバイトがあるから.』
だからエプロンつけたままだったのか.
「へぇ….」
「なっ,何か悪いですか!?」
「…別にぃ〜?」
まだ使ってくれてたんだ.
「今日も岩崎さん美人だなって.」
「…ころちゃん,怒りますよ.」
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作者名:ひな | 作成日時:2021年6月19日 17時