SEVENTEENの患者さん (ページ4)

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お着替えページ4

吸水シートっていうのを広げ、シーツ回収が来る前にさっさと着替えさせる。

ﾐﾝｷﾞｭ｢さっき貧血でふらついたでしょ。それで無理して着替えると倒れるから。｣

恥ずかしい。まぁ、そう思うだろうな。

でもお構い無し。どうせ見えない。タオルケット被せるから。プールタオルみたいなやつ。

ﾐﾝｷﾞｭ｢はい、足浮かせれる？｣

ちょっと足を浮かせたA。その隙にパジャマと下着を脱がせ、素早く着替えさせる。

ﾐﾝｷﾞｭ｢新しいのに変えるね。｣

そう言って可愛いパジャマを取りだし、履かせる。

ﾐﾝｷﾞｭ｢ほい、タオルケット取っていいよ。｣

｢うん。｣

パサ

ﾐﾝｷﾞｭ｢上も着替えよっか？｣

｢……パジャマだけ。｣

ﾐﾝｷﾞｭ｢ん、了解｣

サッと済ませたので、シーツ回収に間に合った。よかった。

｢ありがとう。｣

ﾐﾝｷﾞｭ｢ううん、いいよ。じゃ、お昼にまた来るから。なんかあったらナースコールね。｣

｢分かってるよ。｣

パジャマと下着を持って洗濯場に行く。

石鹸と水で血を落とし、洗濯機にかける。

今日は暇だ。今んとこ急用の仕事は終わらせてあるし、あとは経過観察だけだし。

ナースステーションに戻り、自分の卓上のホワイトボードに《洗濯機》と記し、仕事を進めた。