朝 ページ2
中学2年生、A。
生まれつき重い喘息を抱えた女子中学生。
シャーッという音が静まった病室に響き、私は絶句した。
(朝じゃん……朝になっちゃった。。)
ミンギュ「朝だよん」
「知ってる(笑)ミンギュ、おはよう。」
今日はミンギュが声をかける前に起きれたので機嫌はまあまあ。
ちょっとニコッと笑い返す。
ミンギュ「…はい、検温バイタルチェック血圧」
「はーい。」
やけに素直なので眉間にめっちゃしわ寄せたミンギュ。
ミンギュ「熱ある?」
ぴぴぴぴぴ
さっ
ミンギュ「ほらぁやっぱり、、」
「嘘つき、36.6で平熱だろが」
ミンギュ「はは、ごめんごめん(笑)
血圧測るね。」
ぎゅうっとベルトみたいなのを巻く。
私はこれが痛くて嫌。
でも今日は頑張って我慢しようと思う。
ミンギュ「はい、いいよ。通常運転だね。血圧低めだ。低いのダメだけど。
今日は泣き言言わなかったね。偉い子だ。」
「ふふん。偉いでしょ。」
ニコッと笑い返すミンギュの目ははてなマークが浮かぶ。
ミンギュ「……今日採血しても良さs「やだ」」
採血なんて。
ミンギュ「ですよね。まあいいや。バイタルチェックも済んだし。」
「お疲れ様。」
ミンギュ「……?!」
(これは、電話だ。ミンギュ出動!)
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作者名:wzcl | 作成日時:2021年8月30日 14時