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中学2年生、A。
生まれつき重い喘息を抱えた女子中学生。



シャーッという音が静まった病室に響き、私は絶句した。

(朝じゃん……朝になっちゃった。。)

ミンギュ「朝だよん」

「知ってる(笑)ミンギュ、おはよう。」

今日はミンギュが声をかける前に起きれたので機嫌はまあまあ。

ちょっとニコッと笑い返す。

ミンギュ「…はい、検温バイタルチェック血圧」

「はーい。」

やけに素直なので眉間にめっちゃしわ寄せたミンギュ。

ミンギュ「熱ある?」

ぴぴぴぴぴ

さっ

ミンギュ「ほらぁやっぱり、、」

「嘘つき、36.6で平熱だろが」

ミンギュ「はは、ごめんごめん(笑)
血圧測るね。」

ぎゅうっとベルトみたいなのを巻く。

私はこれが痛くて嫌。
でも今日は頑張って我慢しようと思う。

ミンギュ「はい、いいよ。通常運転だね。血圧低めだ。低いのダメだけど。
今日は泣き言言わなかったね。偉い子だ。」

「ふふん。偉いでしょ。」

ニコッと笑い返すミンギュの目ははてなマークが浮かぶ。

ミンギュ「……今日採血しても良さs「やだ」」

採血なんて。

ミンギュ「ですよね。まあいいや。バイタルチェックも済んだし。」

「お疲れ様。」

ミンギュ「……?!」

(これは、電話だ。ミンギュ出動!)

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作者名:wzcl | 作成日時:2021年8月30日 14時

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