side：ノーマン ページ28
そのあとは色々あって、内通者がレイであることもわかった。
そして、レイと話した後にAのことも呼んでいた。
「で、何」
みんなの前ではいつも通り。でも、僕達と関わることはめっきりなくなった。
だから、みんなといるときに呼んだ。
断れないと踏んで。
「ねぇ 早くして」
「内通者はレイだった」
「へぇ」
「…驚かないの？」
「分かってるくせにそれ言うの」
驚かないとは思っていたよ。だって、
「わかっていたんでしょ 全部
ハウスのこと、鬼のこと、レイのこと」
「で？だから？」
隠す気がない？
「いつから？」
「嘘つきに言うことはないよ」
「Aだって嘘つきでしょ」
「で？何が悪いの」
「信じてないのはAも同じじゃない？」
「…それとこれとは話が違うな。そういう問題じゃないんだよ。
僕の嘘はお前らとじゃ規模が違う。
お前らと同じにするな。僕は、死んでも明かす気はない。以上」
「A！」
「…ノーマンの言う通り全て知っている。
でも、違うんだよ。隠している、嘘をついているんじゃない。
“隠さなくてはいけない”、”嘘をつき続けなければいけない”」
……？
「弱点だっけ。そこから僕は疑われたわけだからね。教えてあげる
僕の弱点は……“ないこと”」
「ない？」
「これは“隠さなくてはいけない”ことにも入るけど特別に教えてあげる。
僕には弱点と言える弱点がない。
弱点があってはいけなかったから。弱点があれば相手はそこをついてくる。
つまり、弱点をなくさなくてはならなかったんだ。
僕は、自分が死のうが生きようがどうでもいい。
でも、飢えて死にたくはないだろ？だから、飢え死にしないために弱点をなくしたんだ。
そうすればどこででも、どんな仕事でもできる。
弱点を克服した後は苦労することもない。」
「でも…いつから…そんなこと…」
「それは言えない」
「じゃあ、もう一つ。どうして性格を偽っていたの？」
「シスターの時に役に立ったでしょ？それに、この性格も使いどころによっては色々便利なんだよ」
「それだけ？」
「そう思うだろうけど、その『それだけ』っていうのが完璧な嘘をつくために大事なんだよ」
「……」
「じゃ、僕もう行くね。
あとこのことに関しては他言無用だからそのつもりで。
ドンとギルダに言った嘘も許してないから」
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ナディア - 無理せず頑張ってください！応援してます(*^^*) (2021年9月13日 14時) (
レス) id: 94eecc83ef (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - アニメ最高さん» レスありがとうございます！それぞれ読みたいものがあるのは当たり前だと思うので、決めるのは大変だと思いますが、頑張ってください！（これに対してのレスは必要ではないのでそのままスルーしていただければ嬉しいです） (2021年1月24日 20時) (レス) id: baa494e620 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ最高(プロフ) - 赤坂見附駅さん» ありがとうございます！まだ決まっていませんよ！負担ではないんです…ただ作者のが面倒くさがりなだけなんです…でも、気遣ってくれて嬉しいです！ (2021年1月23日 19時) (レス) id: 7a61fb7eb0 (このIDを非表示/違反報告)
赤坂見附駅 - この小説面白いし長く見たいから�△任�願いします。作者さんの負担大きめなので��投票ちょっと心痛みますが…。もう決まってたらすいません。 (2021年1月23日 19時) (レス) id: 4b35f08325 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ最高(プロフ) - 黒椿鬼さん» はじめまして！ご意見ありがとうございます！正直�仝�たい方はあまりいないものと思っていたのでそういう意見も聞けて嬉しいです！もし�△之茲泙辰燭箸靴討眸岾以堙�なのでやるかも(作者のやる気次第)ですので、気長に待っていてください！ (2021年1月23日 12時) (レス) id: 7a61fb7eb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アニメ最高 | 作成日時：2021年1月17日 17時
