私はぶりっ子悪女を演じているのであって、断じてぶりっ子でも悪女でもありません

side：女主 ページ9

こんちは、お久しぶりです。(←メタ発言)

今何をしているかって？

朝練の準備中なんだなぁ…一人で準備するの慣れてはいても面倒だよねぇ

しかも、ぶりっこ悪女のフリしてんのバレたら即アウトだから、余計大変なんだよ。

あっ！そうそう！みんなが居る時は、ツインテールで、一人の時は、下の方で１つ結びしてるから、今誰かに見られたら確実にアウトでーすw

ｶﾞﾗｯ

……………ん？

？「え……お前……」

あっ……詰んだ。なんで今日に限って早いの花巻さん

花「………誰？」

「え…Aですけど？」

……あー誤魔化しとけばよかった。

花「……え？わ……one more please?」

「発音いいな！？っと…え〜…信じられないと思いますが…A……です……はい。」

花「……嘘ォ」

「あの、いいですか？」

花「何？」

「今すぐ忘れろ。今すぐにだ。」

花「…あーいくつか質問いい？」

「…場所、変えましょう。」

〜空き教室にて〜

花「え〜、まず…Aちゃんなんだよね？」

「まだそこですか！？そうだって言ってんじゃないっスか！」

花「オッケー……なんでぶりっこしてんの？」

「言っても信じないでしょ。言いませんよ。」

花「いんや？信じるよ。てか、絶対面白いことになってそうwww」

「いい性格してますね。いいですよ。」

花「あーでも手短にな？後で詳しく」

「大丈夫です。短いんで。堺 幸那にぶりっこ悪女をやるように言われた私は、了承しないと後でめんどくさそうだったので、了承。結果、及川さんからしつこく好きな人を聞かれ、イライラしていたのが、つい先日のことです。」

花「待って、色々ツッコミたい！！！」

「時間ないんで後でいいっスか？」

花「……めっっっちゃ気になるけど分かった。」

「あざーっす。んじゃ、私はぶりっこモードに入りますんで、一旦失礼しまーす」






…バレたのが花巻さんでよかったァァァ

と声を大にして言いたい。よかった！！！

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