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「「ありがとうございました〜！」」
Aは、女子生徒2人に手を振って別れる。
生徒宿舎へ行けず迷っている生徒達の案内をしていたのだ。
(ここら辺はもう大丈夫かな)
周りには、スマホを見て少しづつ自信なさげに進んでいく生徒はもう居ない。
別の場所へ行こうかと学園に戻る最中、何かが壁と壁を横断するのが見えた。
何かから隠れるようにして壁から覗いているのは、話したいと思っていた相手、マタロウだった。
(あ····マタロウ君···あれ？でもなんだか様子が·····)
辺りを何度も確認し、壁を行ったり来たり。
そんなマタロウの肩にポンと手を置き声をかける。
A「マタロウ君？どうかした？」
マタロウ君「ひゃおわぁ！！」
予想以上に驚かれてAもビクリとする。
A「わっ！」
マタロウ君「って！A先輩!?わぁ〜すみません！びっくりしちゃって···！」
A「ううん、大丈夫。驚かせてごめんね。それよりどうかした？誰かから隠れてるようだけど····」
マタロウ君「え、あ〜えっと·····」
マタロウは言っても信じて貰えないんじゃないかと思ったが、自分の背丈に合わせて腰を下ろすAを見ていると、そんな気持ちは消えていく。
マタロウ君「実は···入学式の途中、体育館に変な化け猫？みたいなのがいて····それからずっと付きまとわれてるんです·····」
"化け猫"それは間違いなく自分が猫妖怪だと思っているアレの事だろう。
マタロウ君「あはは···信じられませんよねこんな話····皆には見えてないみたいだし」
ガクッと頭を下げしょぼくれるマタロウ。
(あの後体育館を探しても見つからなかったのはマタロウ君の所にいたからなのか····)
A「それなら···僕も見たよ」
マタロウ君「え！？」
A「少し用事であの場にいたんだけど、赤い大きな、白いマフラーを巻いた猫が空中を行ったり来たり····」
マタロウ君「そっ！それです！それ！良かった〜！やっと話せる人がいた〜！」
マタロウは心底安堵したようにホッと息を着く。
A「それもだけど···マタロウ君に聞きたい事があって」
マタロウ君「え？なんですか？」
A「今朝の──────────"隕石"見えてた？」
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眠るひつじ(プロフ) - りぃさん» 今見てきたら、お知らせはPart11の最後らへんでしていて、Part12でやっとフブキ表記になってましたｗ読みやすさへの道のりは遠い、、💦それまでしばしお待ちください┏〇゛ (12月13日 22時) (
レス) id: c017944627 (このIDを非表示/違反報告)
眠るひつじ(プロフ) - りぃさん» 読んでいただきありがたいです！そうなんですよ、、途中までふぶきちゃん表記になっちゃってるんですよね、、でも、もう少し進むとフブキにします！っていう報告があるので、そこからはフブキになってますｗ！ (12月13日 22時) (レス) id: c017944627 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ - コメント失礼します！毎日楽しく読ませていただいております✨本題なんですが、小説内の姫川フブキさんの名前のことを、「ふぶき」と表すのではなく、フブキと表した方がよろしいかと個人的に思っています。ではでは〜失礼しました！ (12月13日 21時) (レス) @page46 id: 07b96bdd37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠るひつじ | 作成日時：2023年5月9日 11時
